今月のプチ薬膳教室は無事終了しました。
テーマは
~春野菜を使って体調えましょう(春薬膳)~
~五味のお話~
たまたま、家族が雲南省で購入してきた「辣木籽」と書かれた実。何だろうと調べたら「モリンガの実」でした。
このモリンガは「奇跡の木」と言われて、最近日本でも話題になっていますが、
モリンガ茶、パウダーなどいろいろなものが販売されていますので、皆さんで味をみたり、試飲などして掘り下げてみました。
モリンガの実は恐ろしく苦いので、皆さんどうやって食べているのかしら、、。私たちも水を用意してほんの少しかじりましたが、、、う~ん妊婦さんは禁忌なのでご注意ください。又、モリンガの粉末やお茶も使用されるときは量に気を付けてください。
※モリンガオイルを使用されている方があり、アレルギーにも良いそうです
上の写真、左下が「辣木籽(=モリンガの実)」です。
この「辣」という文字が、「辛い」や「激しい」などを意味します。
辣油(ラーユ)、辣韮(ラッキョウ)、辣腕(ラツワン)など、、、
ここから五味についてのお話も。
其々五味の特性、春には「酸」のものを。
それとこの日のお粥にいれた、トッピングにした食薬についても掘り下げてみました。
三つ葉、芹、香菜(=パクチー、コリアンダー、コエンドロ)、パセリ、葱
歴史、効能、禁忌など、、、似ているけど、それぞれの特性を生かした使い方をお伝え。
この日、作っていただいたのは3品。
・春キャベツと筍の包子(パオズ)
※老麺を使用して、しっかりした皮の肉まんになりました
・椎茸と筍、豆腐の酸辣湯(サンラータン)
・独活(うど)とアスパラの塩麹カレー炒め
お粥に入れる薬味は人それぞれ、たくさんいれる方も、少しの方も、、、。
三つ葉、芹、香菜(=パクチー、コリアンダー、コエンドロ)、葱、黒胡麻、白胡麻、新生姜、枸杞の実、、
そして台湾の「紅麹豆腐乳」「海老入り豆板醤のような調味料」も入れていただいたら、本格的な味になりました。
お茶は台湾のお土産の「山梔子の烏龍茶」
お茶請けは
「桜味の生八つ橋」と横浜土産の「木の実たっぷりの月餅」でした。
本当はもう1品、「イカと新玉ねぎのマリネ」も前日に作っておきお出しするつもりが諸事情により作れず、、、
テーブルの上が少し彩少なく、、、
気を抜いてはいけないなぁと、反省中です。
今月もご参加いただいた皆様ありがとうございました。
次は6月を予定しています。
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