心が元気になるものイロイロ!

暮らしの中でみつけた、ちょっと幸せを感じるものの事を書いています。
元気をくれる料理、絵、植物、本の事等。

今日のお茶no.20-奥八女煎茶と「はまづと」

2020-07-26 21:03:00 | 
先月、お花レッスンに伺った時に出して頂き、美味しいなぁと思ったお煎茶。

なんと頂いてしまいました。有り難いです。

福岡 奥八女の新茶。
かなり低温で挿れてます。
お茶の水色は綺麗な緑色、とっても美味しく頂いてます🍵




お菓子は「はまづと」漢字は「浜土産」と書きますが、、、読めませんよね😅


貝殻がピタッとくっついていますが、無理やりこじ開けると中から綺麗な色のゼリー状のお菓子が出てきます。
茶色いところは浜納豆。

大徳寺納豆や一休寺納豆と同じような塩味の発酵した納豆です。中国の豆鼓に似てますが、もう少し癖のない味。

檜木の葉っぱは殺菌の為に入っているようです。


予約して購入。
この見た目は夏を感じますよね〜🏝🏖


うーん、どうやって作っているのでしょうか🧐

私はそこがとっても気になります。



祇園祭 宵山、、、本当はね

2020-07-16 23:00:00 | 京都
コロナで祇園祭の巡行中止となり、山も鉾も立ってませんが、

本当なら今日が宵山。
明日が前祭 山鉾巡行。

八坂神社の前には祇園祭の旗は沢山立ってましたが、人はまばら、、、
バスの中から撮ってますので、ちょっとボケてます💦






デパートなどではディスプレイは祇園祭だし、







四条通ではコンチキチンのお囃子の音が聞こえてきます。
会所など、チマキや手拭いなど売ってあるところもちらほら見かけましたが、

長刀鉾など、人が多く集まってしまうところはネットで授与されているようです。


そんな中、今日は太子山 秦家でのお茶席に行ってきました。
祇園祭 今日までの3日間のみ 少人数で予約制のお席。今朝予約させていただき、ギリギリ申し込めました😊

江戸時代から昭和まで薬屋さんを営んでいらした建物で京都市の登録有形文化財に指定されてます。

毎年の祇園祭でも表の間までは開けてらっしゃるようですが、今日は奥の方まで拝見させていただき、秦家の奥様から丁寧な説明も受けることができました。

残念ながら、内部撮影禁止ですので、外観のみ。













お茶席は岡崎にある好日居さんが中国茶 白牡丹を丁寧に淹れてくださいました。
白茶で「はしか(麻疹)」の熱を下げることができたそうです。

お茶は、
1年茶、3年薬、7年宝と言われますので、、、
白牡丹は8年目のお茶でしたので宝と言うお話などもしてくださり、、、
趣あるお部屋の中で美味しいお茶と石榴のお菓子をいただきつつ、

お薬の話、かんの虫封じの「奇鷹丸」のお話なども興味深く。

元 薬屋さんですので、お菓子もそうですし、各所に薬屋さんならではの趣向が凝らされていて、楽しい時間でした。



こちらは唯一、撮影して良いですよと言われたウエルカムティ。
秦家の奥様が淹れてくださったお茶です。 
👀に良い菊茶。

町家さんにはエアコンはありませんが、涼しい風が吹いて、とても気持ちが良い贅沢な時間でした。

✨✨✨
因みに樋屋奇応丸は別の会社ですが、

娘が小さい頃、👶夜泣きが酷く、母に勧められて、樋屋奇応丸を時々飲ませてました💦
あんな小さな粒で、さて効いたのかどうかは分かりませんが、、。
✨✨✨
 
調べてみたら、「奇応丸」は鑑真が日本に伝えたようです。

今日、薬のお話をお聞きした「太子山奇鷹丸」と「樋屋奇応丸」は使用されている生薬がほとんど同じようです。



さくらんぼと夏越しの大祓

2020-07-01 07:56:00 | 
山形からさくらんぼ「佐藤錦」送っていただきました。

こんな大きく、甘くて美味しいさくらんぼは初めて!
今まで食べていたさくらんぼは何だったんだろうと、思うほどの感激!🍒






子供達が小さい頃は値段的にブラックチェリーを買うことの方が多かったのですが、
たまには国産のさくらんぼも食べさせてあげようと、年に数回は「佐藤錦」と書かれた小さいパックに入ったさくらんぼを買ってましたが、もっと小さくて酸っぱいものでした。

今回のように大きくて甘くて瑞々しいさくらんぼは初めて!
そのままでもとっても美味しいのですが、
西瓜味の葛切りがあったのでその上に乗せて食べたり、本当に幸せ〜。


✨✨✨✨✨
幸せのお裾分けを少しづつ何軒かにお持ちしましたが、、、

ちょうど中国茶のレッスンがすぐあり、持って行ったら、
お茶の先生が素敵な器に棗ケーキと一緒に盛り付けてくださって、美しい取り合わせで更に美味しく感じました。


茶の葉を蒸留したお水と一緒に黒文字の香りの梅を出して頂いたり、


先生お手製の水無月もお茶と一緒にいただきました。







こちらも同じ中国茶の先生が作られた水無月。違う日のレッスンです。





お茶のことだけでなく、いろいろな事を学ばせて頂いてます。
✨✨✨
昨日、6月30日「夏越しの大祓」に食べるのが水無月。

茅の輪括りに行こうと思いつつも、
昨日は土砂降りで神社へ行くタイミングを逃してしまいました💦
雨でこの半年の穢れが流されていると良いですが、、

6月頭頃からはずっと水無月を置いてる和菓子屋さんが多いですけれど、

先日、中国茶でご一緒になった、滋賀県にお住まいの若い方は水無月を初めて見て、食べられたようです。

私も中部出身なので、そう言えば水無月は京都に来るまで知らなかったかも、、、「ういろう」はよく食べてましたけど。

水無月は昔からあったのかなぁ。
と、サイトで調べてみると、、、
このサイトに詳しく書いてありました。

平安時代頃から旧暦6月1日に氷室の氷を賜る行事あったそうです。

庶民には手の届かない氷の代わりにと作られたのが「氷室」という氷のようなお菓子もありますし、

同様に水無月も氷をかたどった三角の上に厄除の小豆を乗せた和菓子。
でも、昔は三角でなく捻った形だったようです。