アンコールバルーンから車に乗って小一時間。
バンテアイ・スレイへ向かいます。
途中、道路は舗装されていないため
晴れていれば土埃が舞い、
一旦雨が降ればこれまたとても激しく一瞬にして悪路となる。
バイクタクシーに乗るなら、
マスクと合羽は必需品だろうと思いました。
さてこのようにして都市部から離れていくのですが、
しばらく行くと道の両脇に家が現れ始めます。
湿気を避けてのことでしょうか、
すべて高床の家で
庭先には人をちらほら見かけました。
そうこうするうちにバンテアイ・スレイに到着。
入口にはおみやげ物屋が軒を連ねています。
【バンテアイ・スレイ(女の砦)東門】
この遺跡は全体的に赤っぽい。
その理由は赤い砂岩でできているから。
また彫刻が深くて素晴しいのも印象的でした。
リンガを模した像が両側に並ぶ参道を通って中に入り、
中央祠堂へ。
ここはその美しさゆえに盗まれそうになった、
デヴァダー像「東洋のモナリザ」(写真右手↓)があります。
現在、遺跡保護のためロープを張られ間近で見られず・・・
それで表情もいまいち見分けられず・・・
望遠レンズがあるとよかったですね。
ところでさっき美しさゆえと書きましたけれど、
その盗人アンドレ・マルローは、1923年に破産してて同じ年に盗掘しているから
それが特別美しくて傍に置いておきたいという心情より
お金目的だったのではないかと疑っちゃいました。
他のものより持ち出し易そうであるし。
(これはあくまでも私の見方で、マルローはいわゆる立派な人です)
それから「東洋のモナリザ」は上智大学学長の石澤氏の命名。
そのいきさつは詳しく分からないけれども、
名前があることでそれだけがことさら抽出されて、
他のものが薄れてしまうような感覚がしたのよね。
名前をつけないほうがよかったんじゃないか?
それとも全ての彫刻に名前をつけたほうが?
でもこのような名前が代表としてあるからこそ、
私たちはそこまで足を運ぶのだろう。
んー
(「名前をつける」ことについてしばし考える
ごちゃごちゃ言いましたがつまりですね、
「東洋のモナリザ」が取り立てて美しいというわけではなく、
すべての彫刻が美しいのではなかったか、ということです。
と、まとめてみる。
バンテアイ・スレイへ向かいます。
途中、道路は舗装されていないため
晴れていれば土埃が舞い、
一旦雨が降ればこれまたとても激しく一瞬にして悪路となる。
バイクタクシーに乗るなら、
マスクと合羽は必需品だろうと思いました。
さてこのようにして都市部から離れていくのですが、
しばらく行くと道の両脇に家が現れ始めます。
湿気を避けてのことでしょうか、
すべて高床の家で
庭先には人をちらほら見かけました。
そうこうするうちにバンテアイ・スレイに到着。
入口にはおみやげ物屋が軒を連ねています。
【バンテアイ・スレイ(女の砦)東門】
この遺跡は全体的に赤っぽい。
その理由は赤い砂岩でできているから。
また彫刻が深くて素晴しいのも印象的でした。
リンガを模した像が両側に並ぶ参道を通って中に入り、
中央祠堂へ。
ここはその美しさゆえに盗まれそうになった、
デヴァダー像「東洋のモナリザ」(写真右手↓)があります。
現在、遺跡保護のためロープを張られ間近で見られず・・・
それで表情もいまいち見分けられず・・・
望遠レンズがあるとよかったですね。
ところでさっき美しさゆえと書きましたけれど、
その盗人アンドレ・マルローは、1923年に破産してて同じ年に盗掘しているから
それが特別美しくて傍に置いておきたいという心情より
お金目的だったのではないかと疑っちゃいました。
他のものより持ち出し易そうであるし。
(これはあくまでも私の見方で、マルローはいわゆる立派な人です)
それから「東洋のモナリザ」は上智大学学長の石澤氏の命名。
そのいきさつは詳しく分からないけれども、
名前があることでそれだけがことさら抽出されて、
他のものが薄れてしまうような感覚がしたのよね。
名前をつけないほうがよかったんじゃないか?
それとも全ての彫刻に名前をつけたほうが?
でもこのような名前が代表としてあるからこそ、
私たちはそこまで足を運ぶのだろう。
んー
(「名前をつける」ことについてしばし考える
ごちゃごちゃ言いましたがつまりですね、
「東洋のモナリザ」が取り立てて美しいというわけではなく、
すべての彫刻が美しいのではなかったか、ということです。
と、まとめてみる。