早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

冬鳥のはずなのに・・・

2020-11-26 | 野鳥・生き物

信州ではあっという間に秋が過ぎて、冬の足音が聞こえてきました。前回のブログアップは8月。またまたさぼってしまいました。が、野鳥ネタの続きです。

夏に水浴びに来てくれていたジョウビタキ。野鳥歴が短いワタシは、夏に彼らがいることに何の疑問も持っていなかったのですが、ある人から「何故、冬鳥がいるの??」と聞かれてしまいました。その人はジョウビタキが来ると冬が来たなあと感じるのだそうです。調べてみると、ジョウビタキは渡り鳥でした!(って、驚いたのは私だけ?)日本では本来冬にしか見られないジョウビタキが、最近は八ヶ岳周辺等の高原地帯で繁殖行動を行っているとのこと。勝手な推測ですが、冬にはあまり水浴びしないのに、夏は毎日水浴びをしていた・・・暑さ対策だったのかもしれません。

ジョウビタキはオスとメスが分かりやすいのですが、夏の水浴び場にどちらでもないポヤポヤした毛のちびっこを連れていましたので、繁殖行動をしていたのだと思います。「連れていた」というのは本当で、ちびっこはお父さんが水浴びをしているのを近くで見ていて、自分も水浴びをするのか、と思いきや、水に入るのがちょっと怖い、という雰囲気だったのです。最後はちゃんと水浴びをしていましたが、一番風呂はいつもお父さん・・・「お父さんの入った後はいやだよ」といまどきの女子高生みたいなことを言っているのかと思っていました。(←根拠のないコメントです)

そして、「冬鳥として日本に来る頃は基本的に繁殖行動しないので一羽で行動する。ジョウビタキは縄張り意識が強いので、雄雌構わず攻撃する」ということなのですが、ここのジョウビタキ、昨年冬には雌雄一緒に行動していました。オスが目立つのでわかりやすく、メスは枯葉の中にいると見過ごしがちなのですが、オスがいると大体メスが近くにいます。ということで、繁殖行動は夏だけど、通年同じ地域にいるので、ちゃんと仲良くしている、ってことでしょうか。(←根拠のないコメントです)

ここのところ最低気温が0℃になってきたのでジョウビタキにとってはいい季節なのかもしれません。水浴びに来ないのであまり姿を見ませんが、「ヒーッヒーッ」という控えめだけど甲高い鳴き声が聞こえるので、高いところで縄張りを主張しているのだと思います。

しばらくシジュウカラとヤマガラとカケスだけだった庭も、また色んな鳥が訪れるシーズンとなりました。今年も新たな鳥に出会えるんじゃないかと期待しています。