森さん、やっちゃいましたね。日本だけでなく世界が関わる東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の会長です。叩かれるのは目に見えています。早朝にラジオでこのニュースを聞いた時に、今どきこんなことをいう人がいるのか?と耳を疑ってしまいました。
報道されている部分以外を見ると、最後は「私どもの組織委員会は・・・お話もシュッとして、的を射た、そういう我々は非常に役立っておりますが・・・」ということでまとめられたようですが、結局は女は競争意識が強くて喋りすぎなので議事進行に時間がかかって仕方がない、ということしか世間には伝わっていないのでは?そもそも、女性理事を40%以上にするように文科省がうるさく言う、という発言からも、女性入れたくないんだけどという気持ちがにじみ出ています。
女性が発言する時に競争意識によるものはない、とはいいませんが、男性が発言しない理由には、寄らば大樹、長いものには巻かれろ、出る杭は打たれる、的な忖度もあるのではないでしょうか?自分が言っても言わなくても結論は変わらないから、言うだけ損。発言して会議を長引かせると印象が悪い、空気読めよ、みたいな?!もちろん、男性でも疎ましがられても反対意見を発言する人もいるのですが、会社にいても、そういう人はごく少数です。逆に、女性でも発言しない人もいるし、まあ、百歩譲って、女性は喋りすぎる傾向にある、と思っていてもいいですが、表に出すのはどうでしょうか。
しかし、コロナでオリンピック開催が危ぶまれているこの時期に、こんなワイドショーネタが出てくるとは思いもしませんでした。どこかのワイドショーで「うけを狙ったんですかね」と言っていましたが、正にそれ!仲間内の飲み会ネタとしてはうけるのかもしれませんが、立場をわきまえている人であれば、ここでは言わないです。気心しれた絶対裏切らない仲間と密室でやってください。。。あ、国民に自粛を求めつつ、夜の街に行くのはやめてくださいね(笑)。
その後、謝罪会見をやられてましたが、想定以上に全く誠意が感じられませんでした。ってか、逆切れしてませんか?あれ。辞任の可能性について質問されたときに「お手伝いをしている」立場だからって何なんでしょう?そんな気持ちでやられてたんですね。がっかり極まりないです。
というか・・・女性がとか男性が、とかいう話ではなくて、元々そういう考え方が根底にあって、誰が考えても叩かれるだろう発言をしてしまう人を会長にしてしまうこと自体が問題だったんじゃないかと。
一事が万事・・・