早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

環状交差点(ラウンドアバウト)は日本に定着するのか?

2019-01-08 | 時事ネタ
海外を旅行して運転していると環状交差点(ラウンドアバウト)を頻繁に通過するのですが、日本ではあまり見かけることはありませんでした。car viewというサイト(参考 https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20181222-10370245-carview/)によると、2018年9月末現在で、全国30都道府県78か所に導入されているとのこと。それでも、個人的には、意外に導入されているんだ、という印象です。

軽井沢では、昨年12月25日に町道借宿バイパス線が開通し、町内2ケ所目となるラウンドアバウトが設置されました。まだそこは通っていないのですが、雲場池のそばのラウンドアバウトを通った時に、カーナビ(といっても、Yahooカーナビなので、かもしれませんが)「右方向です」といいました。ラウンドアバウトがなければ、まっすぐで少し右方向への道なりではあるのですが、カーナビ的には2つ目の出口を出る、という案内をしなければならないのではないかな、と思いました。

ラウンドアバウトは2014年9月の道路交通法改正以降、各地で運用が始まったのだそうです。信号機が不要なので渋滞が緩和される、停電時に信号が点灯しなくても大丈夫、右折がなくなるので直進車との衝突事故がなくなる、などのメリットがあります。但し、慣れない仕組みです。高速道路でさえ逆行する人たちがラウンドアバウトを左回りに回ってしまうことは容易に想像できます。20歳で免許を取って50年運転してきた人が、突然ラウンドアバウトに差し掛かって・・・果たして対応できるのでしょうか。

実は、私自身、日本でラウンドアバウトに差し掛かったことがなかったので、海外旅行の時同様に左回りしそうになりました。
日本全国でラウンドアバウトが導入され、それが普通になった後に免許を取った人が過半数に達したころの日本を見てみたい気がします。