カイロ喪失、その後

2007-02-06 23:01:05 | 日記風
 昨日の「カイロ喪失事件」の続きですが。
 あれ、ずっと外出してる間、背中にカイロがあると思ってたんですよね。私ずっと、背中にカイロを感じてた訳です。
 ま、貼り付けてたテープは残ってた訳だから、そのごわごわ感があったのは確かだけど。
 でもちゃんと熱さは感じてた(と思ったんだけど)

 あれは全て思い込みの産物だったのでしょうか?

 だから思うんですよね。人間って思い込みで生きてるんだなって。ある。背中を暖めてくれてる。そう思うことが、風邪をひいてる私の1つの支えだった訳ですから。
 でもなかったの、本当は。

 だから思い込み。
 でも裏を返せば。気持ちが変われば現実すら変わってしまうかもしれないってことですよね。

 1つ勉強したなぁ・・・と。
 カイロで。
 それが消えたカイロの意味って所でしょうかね。

 ミステリードラマ風に言うなら。

 犯人 「あのカイロがあるって思えたから、やってこれたのに」
 刑事 「でも、カイロはなかった」
 犯人 「あのカイロさえ、無くならなければ」
 刑事 「しかしカイロ無しでもあなたは出来た訳じゃないですか。」
 犯人 「・・・え」
 刑事 「カイロはなくしてしまったかもしれない。でも、あなたはカイロがなくても立派にやれたそうじゃないですか」
 犯人 「・・・ええ、そのことにもう少し早く気づけば」
 
 と、泣き崩れる。

 刑事 「カイロが教えてくれたんですよ」
 犯人 「カイロが」
 刑事 「そのカイロに報いること、今のあなたにできるのは、それだけですよ。さあまっすぐ前を向いて立って。カイロ無しでもあなたは大丈夫、そうじゃないですか」
 犯人 「・・・はい」


 みたない。

 しかし本当に、暖冬ですか? このカイロまみれの私がいるのに? 暖冬じゃなかったら、私はどうなっていたんだろう?