スキー旅行へ行ったかと思えば、今度は今月17日に115年の伝統の公務があった。
アイルランドの守護聖人の聖パトリックの祝日に行くはずであった。
アイルランドの国花を持って王室のメンバーが「シャムロック」というクローバーの仲間の三つ葉の植物
贈って祝う慣わしは、見事ぶっ飛ばした。
115年女性王族がアイルランドの近衛連隊に渡すのが習わしだったらしいが、去年は行っても今年はお休みし、代わりの夫にウィリアム王子が出席した。
男性から渡されてもあまり嬉しくないと思うが…。
本来なら王室に近いから公務としては重要だが、キャサリン妃にはもっと重大なことがあった。
お子様だ。
彼女の場合、はっきりしていて、子どもに関することは怠らないようだ。
18日の「イーストサングリアズ・チルドレン・ホスピタル」のチャリティーショップへは出かけている。
www.ibtimes.co.uk(出典)
テープカットも自ら
何故、17日はすっ飛ばしたかといえば、子どもと共にいることを選んだかららしい。
女性は子ども大事になる傾向があるが、男性は仕事大事になる傾向がある。
そういう意味では、どっちが行ってもいいじゃないで、115年の伝統も簡単に破られすっ飛んだらしい。
まあ、いつしか伝統は変わりゆくものだろうが…。
でも、なんだか、こっちの方が「僕が全力でお守りします」と言って嫁いで来ていただいたようだ。
よその国のことなので、他人事だが(といいつつ、我が国はいかになる?)
完全に専業主婦タイプの女性をもらっと言える。
キャサリン妃の行動キーワードは、実に単純で「子ども」「楽しいこと」それに限られるようだ。
自らの挙式にも招き、今回女王の90歳の誕生日に招いたお気に入りのシンガーのウエストミンスター寺院での公式セレモニーにはウィリアム王子、ヘンリー王子と共にご出席だ。
www.etonline.com(出典)
判りやすいといえばどこまでも判り易い妃である。
ただ何かと比較の対象になるダイアナ妃より問題がないだけ、素晴らしい女性を英王室は今度は選んだ。
絶対に必要な跡継ぎは産んでくれた。年齢的にもう1人くらいいけるかもしれない。
彼女の問題になるのは、洋服や、髪型、眉の形くらいのものだ。
とても平穏な妃である。
跡継ぎたる子どものことさえ、クリアして、きちんと子育てができていれば、誰もなんの文句も言えないでしょう。
いやいやながら、状況に押され、やった挙句にろくでもないことになるよりましだ。
所詮は王室の外から嫁いだ女性、ジョージ王子やシャーロット王女が健全に健やかに育てば、あとは大した問題じゃない。
今から、お2人がどんな10代になるのか、とても楽しみです…いや、嫌みでなく、本当に。
やっと均整のとれた英王室の後継者が誕生するかもしれないのだから。
www.justjared.com(出典)