エジソンはランチも取らず、骨を見てブレナンに言われたとおりにまとめている。それを見て回りはランチくらいは…という、アンジェラとグレイソンの離婚がやっと成立したので、そのお祝いもしたいらしい。
グレイソンが現れ、帰るからとアンジェラに挨拶をしていく。
ここでサローヤンが空港まで送ると言いだす。
ウィクスラ―から電話がないまま、ブースとブレナンは帰路に着く用意を進めていた。
それぞれもらったというものをタクシーに積みこんでいる。しかしブースのお気に入りは警官からもらった首振り人形の「首振りボビー」だ。
そして何故か空港に送っていたはずのサローヤンは、グレイソンとベッドの中だ。
飛行機が欠航したのだ。
ブースは帰りの自宅を進めながら、米国が英国から独立したとき、英国色を薄め過ぎた。お国のために働いてるんだから、騎士のサー・シーリー・ブースくらいの称号をくれてもいいんじゃないかという。
そこへ電話だ。ウィクスラ―に何かが起きたらしい。
ラボでは早速新婚旅行の話で盛り上がっているホッジンズとアンジェラだ。一緒に仕事をしているエジソンは、適当に話を合わせるしかない。
そこへ少し遅れてサローヤンがやってくる。ホッチンズがグレイソンは無事経立ったかというとサローヤンは慌てるが、無事帰ったと話を誤魔化す。
ブースとブレナンが慌てて駆けつけると、ロンドン警視庁のケイトが待っていた。
火事が起きたらしく慌ただしく消防員が動いている。
イアンはあなたを買ってたとブレナンにいう。そしてブースに再び銃を渡す。まだ帰国しいないでという意味だ。
ブレナンは私にイアンの遺体を見せたいの?と状況を理解した。
ケイトが火事が起きた現場でイアンの部屋を案内する。
ベッドルームでイアンは死んだようだ。
体型や年齢はイアンと一致するとブレナンは焼けた遺体を見て言う。
ロンドン警視庁としてはガス爆発だったという。イアンは飲んでいて、煙草を吸っていた。けれどコンビを組んでいたケイトは吸うかどうか知らないという。
ケイトは犯罪の可能性はないと思っていたが、ブースが見ればおかしい所がある。ブレナンは頭に傷があるという。それは火事の前に負った傷だという。
サローヤンが脳を頭から出しているときにスイーツが来た。脳を見ながら凄いという。そして突然、サローヤンがアンジェラの元夫と寝たのと告白し出した。
サローヤンはアンジェラにいうべきかどうか、スイーツに相談したかったようだ。そしてグレイソンはフィジー行きの便が少ないため、まだここに残っているという。サローヤンはまた今夜、彼と会うというし…それでも罪悪感でいっぱいだ。
このまま言わなければアンジェラに罪悪感は感じ続けるという。スイーツは言った方がいいという。
そしてラボにもウィクスラ―が殺され、その捜査のために必要なものが来ると伝わった。
英国ではウィクスラ―の死が彼の生徒たちに伝えれ、情報があればほしいと呼びかけた。
ケイトはあくまで応援に徹してほしいというが、残れと言ったのはそっちだとブレナンは怒る。しかしブースは応援でいいとそれを飲んだ。
2人のウィクスラ―に近かった学生の話を聞いた。シリルと
ヴィラは
一昨日ウィクスラ―と飲みに行ったという。そのときロジャーに激怒していたという。現場がビルの建設予定地だったため、ウィクスラ―の発掘を中止させようとしていた。もう発掘を2年続けている。これという青銅器時代のものが出てこなければ、続けれない、そういうところへきていた。
ラボにはX線写真や骨の型をとった物がロンドン警視庁の了解の元送られる。
X線写真を見たエジソンは、頭に殴られた跡があるという。
足に焼けて溶けたプラスチックをブレナンが見つけた。ブースに電話し、ポーカー用のチップでHGCと書かれていると知らせた。
それは、ハイゲートクラブのものだった。2日前、ウィクスラ―はみんなにおごったりして楽しんでいたという。女性はいなかったのかと聞くブースに同行していたケイトは、ここは紳士クラブだと説明する。本当の紳士しか集まらないという。紳士クラブの人間がその日ウィクスラ―が来たのが頭に残っていたのは、羽振り良くお金を使ったからだった。5000ポンドを現金で払ったらしい。
当日のカメラの映像を見せた。ウィクスラ―は酔ったのか男2人に連れ出された。片方の男は腕のあたりにタトゥーがあった。
ラボでは、かなりお酒は飲んでいたとサローヤンがいう、薬物反応はない、ニコチンも出ない。じゃ、火事の原因になった煙草はとアンジェラがいうが、偽装工作の可能性が、高い。
エジソンは激しい運動を繰り返していた跡があるという。以前スカラーの検視をしたときに見た。スカラーってとアンジェラがいうので、ボート競技の選手のことだとサローヤンが教えた。そして頭の骨も調べ、頭突きによるものだと言った。
そして突然、サローヤンはあなたの元夫と寝たのよとアンジェラにいい出した。
驚くアンジェラに危機を察したエジソンが逃げようとするが、証人になってとサローヤンに抑え込まれた。
サローヤンはエジソンの腕を掴んだままアンジェラに近寄り謝った。
アンジェラは平気と言った。エジソンはさっさと逃げた。
代わりにホッジンズが来て、その話を聞いた。今日帰るという言葉にまだいたのとホッジンズは平静を装って言う。
ホッジンズはウィクスラ―の衣類から分析し、被害者は24時間前後にヘンリーオンテムズのそばにいたという。
ここはレベッカ(ボート競技)の名所だ。
ブースは相棒を失くしたケイトが参っているだろうと、ブレナンを連れ出し、ヘンリーオンテムズへ行った。
船の準備をしている男たちに声をかけるが無視される。ここではFBIの威厳も聞かない。
男はあっという間にブースつっかかり勝手に頭突きしてブースの石頭に負けた。
もう1人の側にいる男が、ブレナンを見て、あの女刑事もよくやるよないう。なんとなく2人の噂が広がっているらしい。そして彼らの口ぶりからウィクスラ―とケイトはただならぬ仲と知る。ウィクスラ―は誠実には程遠い奴だという。
そこへやっとウィクスラ―が死んだと聞き、だから午後の試合に来なかったのかと頭に手やった。そこには独特なタトゥーがあった。
ウィクスラ―をハイゲートクラブから運び出した男の腕にもあった。
彼らはウィクスラ―の酔いを覚ますために連れ出したんだという。
ブースは頭突きは誰がしたと聞くと、ジャスパー・フェリ―という近衛兵(このえへい)がしたと答えた。
フェリ―は決まった持ち場に立っていた。
それをブースがじっーと見つめる。
ブレナンは彼は話さない伝統だというが、知ってるといい、にらめっこを続ける。
そこへケイトがくると彼の職務の邪魔をすると逮捕すると言った。
ケイトは彼はイアンを殺してないという。ケイトは続けて、イアンは中尉の妹を弄んだのという。
サローヤンは、スイーツに感謝すると言っていた。正直なのが1番なんですと言っているスイーツだが、その半面で、やはりスイーツを子どもだから大丈夫かと思っていたとサローヤンはぶっちゃけている。スイーツは博士号を2つ持ってると言っても、それは男女のことは教えてくれないという。
しかしいざ、ホッジンズとアンジェラに指示を与えてもどこか反抗的で見張ってるの?ちゃんと仕事はしてる。あなたが来る前からここで実績をあげている、律するならご自身をとまで言われる。
うーん、スイーツのアドバイスは余計な火種をまいただけだったのかな?
カフェでケイトとお茶を飲みながら、女子学生への聞きこみは上手く言っていないという。ウィクスラ―…イアンの本命はみんな自分だったと思っているからだ。
ブースはあなたもそう?とケイトに聞く。
ブレナンが寝てたんでしょと言っても、私にとって大事なのは1番は英国人であること、2番が警官、3番目で女だという。他の女と浮気してから殺意を抱くわけじゃないという。
サローヤンから電話がかかり、心臓と肺に到達してる刺し傷があるという…。
ケイトにイアンの所で凶器に該当するものはなかったかと聞くが、ないという。
ブースとブレナンはケイトを疑っているとはっきり言った。
ケイトが自分の車の所へ行くのをブレナンが追ってきた。彼女からしたらそんな理由で人を殺したと思われるのは意外らしい。ブレナンにもあなたにも他にいるでしょという。
ブレナンはイアンとは寝なかった。ブースが多くの彼の女の1人になるなって言ったという。じゃ、ブースとと言われるが、私たちは寝ないわという。
ケイトはイアンをエベレストに例え、そこに凄い思う山があるから登ってみた。下山してもそのときのことは忘れない。それだけだという。
ブレナンは何故イアンとの関係を黙っていたのかというと、捜査から外されると思ったからだという。ブレナンだって、ブースにもしものことがあったら捜査に加わりたいでしょうと言われ、そこは納得するしかないブレナンだ。
そんなことよりと、ケイトはロジャーに渡す土地の明け渡し令状にイアン…ウィクスラ―のサインがあるのを見せられた。ここには歴史的価値はないというサインが、彼が亡くなる直前にされている。これをロジャーに渡せば、建設OKになる。
ブースとイアンに強制的にサインをさせたのかロジャーに聞いた方がいいという。
ロジャーはウィクスラ―の殺しを着せられそうになり、びっくりだ。
新聞には焼死とあったという。イアンは刺殺だったと告げ、あなたにとっては邪魔者だったというが、彼は市の命令で調査をしていただけだ。他のあらゆる者から邪魔されていると、環境団体、歴史協会、ついに過激な歴史保存団体まで出てきたという。脅迫状までもらったという。街をよくしたいから止めろとロジャーにいうらしい。
ロジャーはあいつらをタイムマシンがあれば過去へ送りたいという。エアコンもテレビもない時代で、病気で薬もなくて愛する人が死んでいく世界を見てもそれを守りたいというかみたいという。
ブースは明け渡し令状にイアンがサインした物を見せ、これがあればすぐに工事に入れますねという。ブレナンは、その日付が気になるとズバリという。
それを聞きロジャーは娘のポーシャがあんな残忍な殺され方をしたことに刺激を受けて…と話しだが、他に質問がなければ、酔いつぶれたいといい、ブースとブレナンはロジャーの元を後にした。
ホッジンズは証拠品をもう少し送ってほしいというが、サローヤンを通してロンドン警視庁経由でなけばできないという。そうだよな、我らのボスを通さないといけないんだよな…と皮肉をいい、ブレナンとの電話を切ったが、スイーツの元にアンジェラと呼ばれた。
サローヤンから来ないとクビと脅されてのことだ。
スイーツが再び調停役を買って出て、ここはお互いにごめんなさいで
終わりそうなんだけど…
学生のヴェザはウィクスラ―博士から建設を許可するなんて話は聞いてないという。
しかし、とブースはウィクスラ―のサインのある令状を見せた。
シリルもあり得ない、偽造だという。
2日以内に明け渡せと書いていることにショックを受けている。
ケイトが来てロジャーから2万5千ドルの入金がイアン・ウィクスラ―宛てにあるのを見た。
ロジャーが金で買収したのだろろうか。
ラボではイアンを刺殺した凶器がエジソンとホッジンズと話し合っても浮かんでこない。イアンから傷口近くに多く出た雷酸水銀の出どころも判らない。エジソンはロジャーの手広く広げている会社を当たってみると言った。
ビールを飲みながら少々でき上ってるブースはやはりナイトの称号が欲しいという。
サー・シーリー・ブースと呼ばれたい。
そこへ遺産の救世主というロジャーを脅していた団体が、他の遺跡を守るため爆発事件を起こしたことを調べたケイトがくる。
爆発なら、雷酸水銀があるとブレナンは思う。それを使うと使った物にも残留する。そのままイアンを襲って刺し傷に残った可能性があった。
捕まったのは2人、他は釈放だ。釈放されたメンバーの1人にシリルがいた――――。
ⅠとⅡは別々の殺人捜査になったため、どうしようかと思った犯人、犯行の原因は書かずに済みそう。ネタバレはあまりやりたくない。
ま…ロジャーが今回は出てくるんだから、彼じゃなかったことは確かだ。
しかし女ったらしのイアン・ウィクスラ―が
が次の被害者になるとはな…。
そしてまた私は違うお話へ向かいます。
ブースは「サー」の称号を女王からもらえたんでしょうか?