CSI、FBIの力も借りる!
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放送開始当初、米国でも実在の組織と知られていなかったNCIS。
第1話ではスタートが3年早かったCSIを持ち出し、視聴者の興味を引く。が、形としては自嘲的です。
第1話さながらのFBIと捜査を巡っての争いは度々起きます。
第3話でFBIのフォーネル捜査官は、シークレットサービスからNCISに身を落としたケイトを高みの見物の回もすぐに訪れます。
友人と思っていた女性は、ケイトから事件のことで頼まれごとをすると、あっさりFBIに連絡をしたのです。それは米国市民としては(もしくは連邦機関に属する者として当然のことなんだけど)ギブスからは友だちという言葉の意味を考えた方がいい。君にはがっかりだと言われる。それでもケイトは友人を信じる情の熱さをしっかり見せる。
連邦捜査機関としては格下であるNCISという図はあるのです。
FBIも広域捜査組織だけど、NCISもまた広域捜査組織です。後々、ヨーロッパにも支社があるらしいと判ってきますが。
広域捜査組織のため、あちこちの現場へと向かいます。雑用係を兼ねているトニーがの運転で出かける。道は最後はナビ任せです。ケイト曰くトニーの運転は乱暴らしい。
13話になると、そろそろ自信を持ってNCISも世間的に知られていると言い出します。
登場人物に科学捜査のテレビで見たと言わせる。でも捜査に行き詰っていた。最終的にはCISリスペクトの自嘲が炸裂し、まだまだ謙虚です。
リロイ・ジェスロ・ギブス
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地下で木工をするのが好きという設定は当初通り。コーヒーを飲んで現場へ出かける習慣もこの頃から存在します。ギブスの家には当初はテレビが地下にしかない。農業ニュースを見ているのが常だった。
ギブスはこの時点では3回の結婚・離婚歴がある。2番目の妻がゴルフをするらしい。そして2番目の妻は怒ってギブスの頭をゴルフのパターで殴って縫うほどの怪我をさせたことが!縫ったのはダッキーです。
元海兵隊員で狙撃者だったギブスは捜査に行っても常にモテモテ。謎の赤毛の美女の見送りもチラホラもケイトとトニーの気を引く材料になる。
2番目の妻と言えばのちのちダイアンとして登場するが、3話目に出てくるギブスが捜査の上でランチデートをした記者の名前もダイアン。なんとなくスタッフさんの好きな名前ですか?
ちなみに2番目の局長として登場するジェシー(現在の局長は3代目です)も、トニーがギブス公認の捜査上のナンパに行くオーストリア美女の名前として登場している。
何か理由があるのかと、深読みするのも一考です。
過去には証拠品をこぼしたことがあると、昔の部下からばらされる。ドジを踏んだのはそのとき1回だというのに、誰かに見とれていたとからかわれる。
また、ギブスの下にいると、胃がキリキリして、胸が痛むほど厳しい上司でもある。
シーズン1には、まだ若く銃を構えて走るギブスの貴重な姿が見られます。
ケイトリン・¨ケイト¨・トッド
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シークレットサービスとしてギブスと出会い、転職してくる。女性だからという理由で差別に合うことを嫌う。最初のプロファイラーで、シークレットサービスとしての仕事が生きている。ギブスの片腕として活躍する。ギブスが厄介なことを言い出すとまさかそれをやれというんじゃと言うが、お願いじゃない、命令だと切り替えさせる。まだまだNCISの捜査官としての自覚は低い頃の話だ。
トニーからからかわれる存在だが、時にはトニーで遊ぶことも。
ケイトの部屋には、まだシークレットサービス時代に大統領と撮った写真が飾られている。
シークレットサービスの仕事を、事件で出会った被害者から聞かれる。
華やかだけど大変な仕事と、NCISの捜査官の方がやりがいがある的な発言も出てくる。
被害者家族などに常に同情して、悪党は多くいるというギブスと対立することもしばしばある。
女性らしい視点での事件の見方が多々ある。
それ故、捜査で失敗を招き、そのたび捜査官として成長していく。
アンソニー・¨トニー¨・ディノッソ
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ケイトが来るまでは、ギブスと2人きりで捜査をしていた関係上距離感が近い。
女性が好きというところと、人に関して好奇心が強いところは変わらない。
NCISへ来る前はボルディモアで警察官をしていた。それが約1年半、それ以前も他の地域で警官をしていた。今、NCISが丸2年と最も続いている仕事である。そのため、捜査能力は高い。
ギブス、ケイト、ダッキー(アビーはどうなんだろう?)と年上に囲まれているためが、どちらかと言えばいじられキャラの役割が当初はある。
若さからくる無知さをからかわれ、それがストーリーの牽引を果たすこともある。
海兵隊、海軍、NCISに関する知識が出てくるときは、ケイトが牽引役を務める。
最初はすぐにギブスに評価されたケイトと比べられることもある。
アビーからは、トニーはピアスの穴。馴染むまでに時間がかかると言われ、聞きたくなかったとショックを受ける。
アビーが手話ができることも知らず、ギブスから「ひどい」という手話を教えてもらうがトニーが実際にやるとギブスからは、口には気を付けろと注意を受ける。微妙に違った?
捜査にかこつけて、プエルトリコのビーチを楽しんでお土産を買ってくる。
ケイトには、麦わら帽子とビキニの下だけ。
ギブスには捜査がゲーム絡みだったことから、ゲームボードを買ってきてここから頑張ってみようというが、スペイン語で書かれているというオチもある。
アビゲイル・¨アビー¨・シュート
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ゴスの科学捜査官。両親が聾唖だったことから、ギブスにも手話を教えている。
カフパウが好きという設定は最初から変わらないが、言葉遣いは若いだけあってかなり乱暴?
吹き替えだと、ちげーよ。ごっさんですなど、まだまだ早口で喋りまくりキャラとは縁がない感じ。
ギブスが差し入れに持ってくるのは、コーヒーだったり。ダッキーがカフパウを差し入れに来ることもある。
最初の頃はアビーのラボには他にも職員がいた。ときたま白衣の中年男性の姿がある。考えてみれば、ギブス以外の班の捜査もあるわけでアビーがどんなに優秀でも1人ではこなしきれない仕事量になる。それを1人でこなすとなると、ブラック企業認定と言える。
アビーの助手をしたケイトから、どうして科学捜査の仕事をと聞かれたことがある。子どもの頃、家の近くに廃車置き場があり、そこで事故にあって廃車になった車の事故の様子を想像するのが好きだったと答えている。
なんと、のちにシーズン10でも出てくるストーリーの理由とぴったり同じものもあるという…。
ドナルド・¨ダッキー¨・マラード
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まだ血気盛んな男性の印象が強い。今も昔も話は長い。この当時の助手のジェラルドはダッキーの話が始まると、耳栓をしている。ダッキー自体は助手のことには今どきの若者は…と批判的な愚痴も多い。力はあるが扱いづらい上司という印象で描かれている。
エアフォース・ワンにギブスを自分の助手として入れたことは気分がよかった経験の1つ。
死者に語りかけるのは当初から、愛情深さが現れている。
アビーとの会話も
「頼んだよ、ハニー」「OK、了解。ダーリン」と男女の職員という感じが強い。
現場保存のできていない警官には「どこで捜査方法を学んだ?刑事コジャックの再放送か」と詰め寄る。
ギブス以外にも捜査に熱い男性がいる。
ドラマのスタート当時は、何かと米国で起きた9・11の事件が下地に来ることが多い。それは今に至るも言えていることだ。
けれどストーリー上で、9・11だ。イスラエル、アルカイダ…判るなという無言の下地を言われても、他国人はピンとこないことが多々ある。
日本の終戦記念日は日本人なら知っているものだったりするけど、米国にとってはそれなんだろうかと、勝手に納得するしかない。
今更ながら、米国にとっての9・11のことを改めて考えたりしてしまいます。
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