ライアン大佐が、偽名を使って、イラクから無許可帰国をする。
NCISの局長が彼を抑えろとギブスに命令した。FBIが彼を指名手配した。フセインの金を持ち出した疑惑がライアン大佐にかかっているのだ。
ライアン大佐は海兵隊時代の部隊長だった。ギブスのデスクには、かつてギブスが彼に送った酒を携帯できる入れ物が送られてくる。手紙もあり、フセインの金のことに関することが書かれていた。
酒を携帯する入れ物の中には、砂漠の砂があった。ギブスは理由が判らない。
ライアン大佐が休みになると着ている場所に、トニーとケイトと共に訪れる。
そこには1人の男が銃で額を打ちぬかれて殺されていた。
ライアン大佐がやったんじゃないとギブスはいう。家のドアが撃ち抜かれていたからだ。家の持ち主が入ったなら鍵を開けて入るはずだ。
そしてギブスが部屋のベッドの下にある爆弾を見つけ、全員が逃げだす。
しかし…ダッキーとジェラルドが到着しても、爆弾は爆発しない。
彼らは、車の影に待機して爆発処理班がくるのを待っている。
トニーがダッキーにボスが爆弾があるといったからこうなっていると告げる。
ケイトが言いかけてやめた言葉を、ダッキーがはっきりと言えという。
ケイトが「あなたメガネをかけるべきよ」
と、ギブスっていくつなの?とトニーがずっと気にしていることを言う。ギブスは、目がかなり衰えていると部下たちは思っている。
しかし、その瞬間爆発が起こる。
車の影に退避していた全員が吹っ飛びかける。
なんだって、よく聞こえなかったんだがとギブスがケイトに詰め寄った。
ダッキーにギブスは身元の遺体を知りたいと思うが、爆発で吹き飛ばされているため、時間がかかるという。
ライアン大佐から電話がくる。ライアン大佐は話したいというが、ギブスはすぐに来ないと逮捕されると告げる。
21時にギブスはライアン大佐が呼び出した場所へ向かうことになる。
電話は案の定盗聴されている。
ライアン大佐と行動を共にしている部下のキャメロン中尉が、ギブスは来るかと聞く。ライアン大佐は来るという。
裏切られたら?と聞くキャメロン中尉に、そのときはそのときだという。
ケイトとトニーは、吹き飛ばされた男の身元を知ろうと、1度見た男の似顔絵を描こうとするがうまくいかない。
ギブスは尾行を巻き、ライアン大佐のいるパブ?のような店に行く。
キャメロン中尉は自分がいない方がいいと、身を隠し、ライアン大佐はギブスと会う。
3000万ドルのフセインの金をライアン大佐は見付けたという。誘惑の多い金額だ。
しかし軍の中枢が狙っていると推理し、ライアン大佐は逃げた。
ライアン大佐の小屋にいた男は彼を狙ってきたという。誰がどうしたかは判らないとライアン大佐はいう。ビデオで拷問した様子を撮っていたでしょうとギブスはいうが、あれはダメになってしまったとライアン大佐はいう。うちにはダメになってもテープがあれば分析できる人間がいるとギブスはいう。
ギブスはNCISに来いと、ライアン大佐にいう。断るライアン大佐に、お願いしているんじゃない、命令しているんだと言い返す。ギブスは何としても守ろうとする。
しかしFBIから提出されたライアン大佐が空港に2日前に帰国したというビデオは、嘘だった。FBIはライアン大佐を捜すために、嘘の情報をNCISに送った。
大佐は10日前には帰国していた。
アビーがFBIに見せた空港のビデオから同じ結論に達していた。
200万ドルと共に戻ってきたライアン大佐をケイトは信じきれない。
トニーはギブスは信じられるという。ときには信じられないところもあるが…。
そこへフォーネル捜査官がギブスを訪ねて、やってきた。
ジョージタウンに昨夜何をしていたと聞くフォーネル捜査官とギブスはさしで話すと、いう。
フォーネル捜査官の部下は、ギブスが気の毒だという(それくらいできる捜査官だといいたい)が、前にも組んだから知っているとトニーはいう。
ギブスはエレベーターの中にフォーネル捜査官を誘う。
エレベーターを止めて2人は話す。
フォーネル捜査官は自分の部下のカールソンが消えたために焦っていたと話す。FBIがNCISに嘘をついた理由はそれだった。
遺体は、フォーネル捜査官の部下のカールソンだった。
フォーネル捜査官はもし大佐を守ったら、ギブスを逮捕すると言い置きNCISを去った。
ケイトとギブスは、ギブスが何も話してくれないから、どうしたらいいかとダッキーにいう。
ダッキーは、自分たちは味方だとギブスに言いなさい。友だちのためなら生命も投げ出す男だ。
ギブスの味方だとギブスに言えという。ギブスはケイトとトニーを守りたいから巻き込みたくないんだと説明した。
ケイトとトニー、アビーはギブスに全てを告げる。
ギブスは信じてほしいという彼らに、彼らを信じ今度から全てを話すと告げる。
残した大佐のビデオを見るが、ほとんどなにも取り出すことができない。
ビデオの中で大佐は、キャメロンと言っているとそれだけは判った。
キャメロンという名前にギブスは思う人物がいるが、彼は死んだ男だ。
それ以外のキャメロンを捜せと、ギブスは指示を出した。
ギブスが家の地下にいると、ライアン大佐がやってくる。
大佐は、今一緒にいるのはギブスと共通の知り合いのキャメロン中尉だという。
ギブスは彼は死んだというが、大佐は彼は潜入捜査をするために我々にそう思い込ませていたんだという。
しかし、ギブスは彼は死んだと大佐にいう。
あなたはおかしくなっているというが、そこへライアン大佐がキャメロン中尉を呼ぶ……。
フォーネル捜査官はギブスの逮捕令状を取って、NCISのケイトとトニーの元に現れた―――――。
初めて、ギブスがエレベーターを止めて、話をするというシーンが出てきた。
ここまでアビーはギブスを「あんた」呼び、ケイトはギブスに意見を言ってきた。
ここでやっとギブスをボスをして認め、ギブスがみんなのボスとして立ちあがるところまで来た。
次の16話が「悪夢の始まり」となり、このNCIS全てを通じてのストーリーになるアリが初めて出てくる。
NCISのストーリーが大きく動き出す大きな分岐点をなる回になっている。
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