家族写真

2007-01-21 12:54:56 | エッセイ風
 そういえば友達から来る年賀状は写真入りだ。
 自分の子供の写真入り。

 生まれた時から、刻々、あー、こんなに大きくなったのね~、って毎年続くとお知らせ風の年賀葉書シリーズと化している。

 ただ、ちょっとどう扱っていいのか、困ってしまう所はある。

 でも、私もかつては、家の猫の写真を送ろうかと思ってしまったこともある。
 もらった方は、更に扱いに困るだろうなぁ~。

 でも、写真って多くの人に配っておく方がいいんですって。
 人生なにが起こるか判らないから。なるたけ多くの人に配る方がいいんですって。
 自分は取り合えず1番持ってるもんだけど、配っておくとそれなりに面白いことが起きるみたい。

 遠い将来、自分の思いがけない所から、自分の、もしくは自分にまつわる家族の写真が出てくる。自分も持ってる物かも知れないし、そうじゃないかもしれないし。
 仮に、本人も「へー、これ知らない」って写真がひょいっと出てきたら嬉しかったりするでしょう。
 人の記憶ってあやふやな所があるから、ひょいと出てきた写真で「あれ、もしかしてあの頃の自分って」って違う一面が見えてくるかもしれないし。
 それを持っていてくれた人が意外な人だったとしたら、自分の家族写真と一緒に取って置いてくれたんだなぁって、ほのぼのして新たな人間関係が誕生するかも知れないし。
 
 何となくロマンチックだよね。

 じゃ、私も多く配っちゃおうかな。

 って気もする。
 でも今更って気もする。大人になった自分の写真じゃね~。

 


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