「たかじんのそこまで言って委員会」で司会をされている辛坊治郎さん。
整理券がなく人が多いだろうと思い開演の一時間前から会場に行くと、早く来たおかげで前から3列目に座ることが出来た。
会場まで読書をしていると開催時間よりも5分前に辛坊さんが登場。
壇上に歩み寄る姿が痛々しい。
だけど観客席からは笑いが起こる。
一言も話していないのに笑いをとった辛坊さん。
ふくらはぎの肉離れをおこしているそうだけど、ここで笑ってしまう観客の心理がよく理解できない・・・
最初に「壇上からすいません」と謙虚な言葉から始まり、ご自身の略歴を語ってくれた。
学生の頃は対人恐怖症だったのに、読売テレビに入社して「お前が一番イケメン」といわれアナウンス部に配属され屋上で一年間毎日8H発声練習をずっとしていたそうだ。
それから「報道から見た日本」というテーマで話し始めた。
アナウンサーということもあり抑揚の付け方や笑いの取り方、話す内容どれもうまい。
官房長官の機密費の用途・菅さんのブレーンの一人はマルクス主義者なので増税になるだろうという話・元柳田法務大臣は学生の頃に寿司屋でバイトをしていたので二つのネタを握れればいい話など、来場している観客誰もが知っている話で笑いをとっていた。
自身も報道に携わっているのに、現在の報道の在り方に疑問をもっているようだ。
公園でアイドルが裸になった事件が一面になるのはおかしいとか、酒井紀子の裁判時に傍聴券を取る為に大多数の人数が並んだけれど、それは報道関係者が雇ったバイトだから何千人並んだという人数は事実だけど真実は別にあるというように。
報道されている事実の中に隠れている真実もあるということ。
表に出てくる数字の裏には、新聞社の意図もあるということに気付かないといけないとのこと。