思い出
私が初めて昇段審査を受ける約1年前の平成8年末(1996年)の頃、当時は茶帯1級。
その頃の私空手にとって他の黒帯より劣るところは?
当時の黒帯に先輩たちより劣るところ?それは、腕力・脚力のパワーの部分でした。
単純にそれを補うのはウェイトトレーニングしかないと再認識。
自分自身にノルマを与えて昇段審査までにはベンチプレス&スクワット共に100キロ以上上げることを自分に誓ってトレーニングを本格的に始めました。
私のウェイトトレーニングを始めた(空手よりウェイトトレーニングの方が最初にやっていたのですが、空手中心でウェイトトレーニングは休止状態でしたので現実には再開です)
そのノルマは3か月で達成(以前にベンチプレスやスクワットは100キロ以上上げていましたが、休止している間に80キロ位にパワーが落ちていました。)しましが、そのまま続けて更にパワーアップをして(1997年)H9年12月3日の初段の昇段審査に臨みました。
初めての黒帯、無事初段合格いたしました。
今日まで空手と共にェイトトレーニングは続けていて基礎体力は上がっていても落ちてはいません。
実際は初段取得してからが本当の空手道の始まりです。
かれこれ初段取得して24年以上空手を始めて32年以上たちました。
時々他の人からいつまで空手やウェイトトレーニングを続けるつもりなの?
なんて聞かれる事は多々ありますが、私自身は今まで色々な先生に教えて頂いた空手を続ける事が指導して頂いた先生方への感謝と思っています。
教えて頂いた先生の中にはすでに亡くなっている先生もいます。
私がその空手の遺伝子を伝えていく義務もあると思います。
そして現在の国際武道空手連合の稽古内容は組手だけが中心ではなく、型・武器術等多様なのでいくつになっても学べる空手があります。
競技中心と違い、生涯武道として一生続ける事の出来る空手なんです。
ウェイトトレーニングも年と共に落ちるのではなくて、続けていれば記録は伸びていきます。
これは我が身で実証済なので自信をもっておススメいたします。
ウェイトトレーニングのみだと動脈硬化を引き起こすらしいので、血管を柔らかくする有酸素運動が必要不可欠。
なので空手とウェイトトレーニングの両方で健康と若さは確実です。
押忍