週のうち4,5日は行っていた近くの喫茶店が9月に閉店したので、今朝は車で
ちょっと先の喫茶店まで出かけた。
我が家の道路を隔てたすぐのところにも喫茶店はあるのだが、暗くて、
ウインドウも汚いので1度も入ったことがない。
いつものように持参の新聞を読んでいると、近所の奥さん2人が入ってきた。
彼女たちは散歩の帰りなのだ。
本当はこのくらいの距離は健康のためにも歩かなければならないのだけれど、何しろ
歩くことが子供の頃から大嫌い。
歩く遠足は休んだ。短距離はかなり早かったので運動会はしぶしぶ出て選手だった。
体育の「参加する」の項目は評価「3」だったように思う。
これだって大甘の点だと思っている。大おまけの点だ。
それ以上に友人たちに不思議がられたのは修学旅行を、中、高とも欠席したことだ。
あんなに楽しいことはないとほとんどのクラスメートは言っていた。
そのころから群れて行動するのが嫌いだった。
「枕投げ」なんてそんなに面白い?駅のホームで車座になって長い間電車を待つなんて
うんざりだ。
こうして歩くことの苦手な老人になってしまった。
若いころ怠けた報いが今になって身に降りかかる。自業自得だね。