朝ご近所さんから「モーニングに行きませんか?」とメールがあり隣の市まで出かけた。
その帰り道にある「道の駅」に彼女は立ち寄りたいのだ。
彼女は1か月ほど前にいつも散歩にもっていくお財布を無くしたのだそうで、よく行く
喫茶店などで尋ねてもどこにもなかったから考えられるのはこの「道の駅」しかないと
確かめたかったというわけである。
もちろん半ばあきらめていた。ところがあったのだ。
レジで確かめたら偶然その人が「私が拾って保管してある」と言ったという。
小さながま口に2千円と小銭少々、そして喫茶店のチケット3枚が入っていた。
金額よりも気持ちがすっきりしたと彼女は喜んでいた。
ちょっと前、もう1人の人が近所のコンビニでお財布を無くしたと大騒ぎだった。
カメラを見ても怪しい人物はいないとコンビニでは言うけれど彼女は「後ろにいた
人が怪しい」みたいなことを言ってちょっともめたらしい。
そのお財布にも千円少々しか入っていなかったようだが彼女としては気持ちが
収まらなかったらしくかなり愚痴っていた。
最近あったお財布紛失騒動のお話である。