悔しいけれど捨てられないもの

2015-11-08 15:04:08 | 日々思うこと

朝から雨。

こんな日はあちらこちらの机の中や引き出しの中を整理するしかない。

例年より年末の仕事が遅れている。

割と掃除は好きなほうだが思い切って捨てる勇気がなくてつい「まあ、いいか」と残し

てしまう。今年は思い切って整理しようと覚悟したのだがさあどういうことになるか。

押し入れ、タンスの中、クローゼット、本棚、食器棚、水や、押し入れ・・ほとんど

すべてを毎年中のものをぶっちゃけて掃除してきた。小さい子供がいるわけでは

ないので、汚れてはいないけれど、1年に1度くらいは中のものをとりだして整理

したい性格なのだ。

母が「あなたは机の中の鉛筆を1本1本拭いている」と笑ったけれどそこまではしていない。

まったく損な性格で夫はもちろん嫌がってどこかへ雲隠れ。

でも、もう高い脚立は怖くなり、「別に汚れているわけじゃないし・・」と自分に

言い聞かせて省略する。

 

所で今日、机の中から夫を亡くした直後に書いた文章が出てきた。

思い切って捨てるかとちょっと迷っている。もう1年残しておくか。

あの頃を思い出して辛い。涙が出てくる。それでも・・と思う。

そういえば先日は、タンスの中にある結婚する前に夫から来た手紙の束何通かを結局

捨てないで残してしまっている。

10年もたってまだ引きずっている。潔くないなあ、悔しいけれど。

コメント (2)
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