2021年6月3日 市内は恵古の森にて
自生のササユリを見つけました
遠方にいる友が
ブログを見てくれていると思うと
更新しなきゃ・・・と
数日 投稿しょうか
迷っていた記事を
思い切って書いてみました。
友よ やっと更新したよ‼
朝晴れエッセー 「ビンタと涙」
あれは50年以上前の私が小学4年生のときのこと。
担任は沼山先生という若い男の先生でした。
スポーツ万能で児童たちに大人気で、私も先生が大好きでした。
当時私たちのクラスでいじめを受けていた女子がいました。
いじめの原因はその子の身なりや言動が他の児童と少し違っていたことでした。
ある日の放課後、クラスの児童だけで理科室で実験の復習をしていました。
そのとき、一部の男子児童がその女子をなじるような発言をしたことをきっかけに、複数の児童がその子を非難し始めました。
それから数日後、沼山先生から男子児童は校庭で一列に並んで待て、との号令がかかりました。
何のことだろうと初夏の校庭に並んで待っていると、先生が男子児童の前に立ち
「この前 理科室で○○さんをいじめたと聞いた。お前たちは何と情けないやつらなんだ」
と怒鳴りつけ、1人ずつビンタを張っていきました。
私の番になりました。
先生は「倉田、学級委員のお前がなぜ止めなかった。そこがお前とS(隣のクラスの男子学級委員)との一番の違いだ。
Sなら止めてたぞ!」と言って私の頬を一番大きなビンタで張りました。
そのときの沼山先生の頬を流れる涙を今でも忘れることができません。
校庭に残った私は、止めなかった自分、見て見ぬふりをした自分を恥じて泣きました。
その後クラスではいじめがなくなりました。
そして、沼山先生の訃報が届いたのはその3年後のことでした。
(2021・6・15 東京都世田谷区 倉田修さん(63歳)のエッセー)
「ビンタと涙」は
心を打ちました!
昨今の教育現場は
教育委員会、保護者、マスコミ等を意識するあまり
教師本来の信念に裏打ちされた
教育がなされていない と感じます
ビンタは賛同するものでは決してありませんが
沼山先生の愛情をもって児童をしかる…
先生の頬に流れる涙は児童たちの心に
深く 深く染み渡った と確信しました!
(2021年6月3日 市内にて)
まさに笹の葉に、真っ白なユリ、
名前通り、ササユリですね^^
「ビンタと涙」、
hanatyanが思うこと分かります。
勿論、現代では、先生のビンタなんてありえないでしょう。
でも、私の時代でも悪いことをすればありましたし、廊下に立たされたり、
正座させられることもありました。
でも、悪いことを教えられ、子供は学ぶんですよね。
いじめも無かったとは言えないです。
それでも、今ほどでは無かった気がします。
涙を流しながらビンタをする先生を見て、
みんながしてはいけないことを学んだのが伝わってきます。
hanatyanの思い、
遠方のお友達にも、伝わりますね^^
自生のササユリ、凛として清楚で美しいですね。
おとといの朝、このエッセーを読んでいて、「そのときの沼山先生の頬を流れる涙を今でも忘れることができません。」のところで、わたしもウルっときてしまいました^^
今は、希望に燃えて、教師になっても、やったことのないスポーツ系の部活動の顧問にされて、休みの日は練習や試合でへとへとという先生もいるそうです。中学校になると警察のお世話になる生徒も出てくるでしょうから、これも大変です。
ササユリ、びっくりなうつくしさ♪
オーラすごいね!
「ビンタと涙」胸打つ。
覚悟持った教師だったのかな。
僕の子供時代は、手を出す教師は普通。
僕は殴られたり、ほおを張られた経験ないけど。
イジメは後で振り返ると、してた。
女の子に。
思い出すだけで恥ずかしく、情けない。
ことばのイジメ。
流行ってたスカートめくりは、
お気に入りの子しかしなかった。
これもまずかったかな・・。
ササユリはひっそりと咲いていました。
笹ばかりの中に混じって同じような笹なのに
咲く百合とそうじゃない笹の境界線はどこなのでしょう~凄く不思議な気がします。
「ビンタと涙」エッセーの投稿を随分迷いましたが皆さんに見て頂いて良かった、と今は思っています。
時代とともに教育も変わっていくのでしょうね~
笹が群落をなしている中でピカイチの一輪を見つけました!
美しい時を見逃したくなくて・・
蕾から開くまで、殆ど毎日 見に行き、最高のところを撮ることが出来ました。
桐花さんの御宅も「産経新聞」でしたね!
このエッセー、最後の4行で泣かされました!
何度もコメントを有難うございます🌸
カンサンさんの仰る通り教師は大変なお仕事ですし、作今は教師を希望する若い方が減ってきているのも事実ですよね。
作者の小学生時代のような教育環境に戻ることは、もう無いのでしょうね~
ササユリの蕾を見つけた日からこの日まで毎日、森へ通いました。
お陰で美しい姿をカメラに収めることが出来ました。
人知れずひっそりと咲いたササユリ・・
見つけてくれて「嬉しい❣」の声が聞こえた気がしました(自惚れ?)
私たちの時代は教壇からチョークが飛んで来ることはしょっちゅうで、みんな慣れっこになっていたような。
そんな時代だったのですよね~
ショカさんのような男子児童、いましたよ!好きな女子にチョイいじわるする子
現代は問題だけど、昔は子供だから・・と許されたよね、なんとなく。
イイ時代でした!
憧れの自生のササユリ♡
見られてよかったですね!
ユリの中で一番好きです。
「ビンタの涙」
ハナちゃん同様、私も胸を打たれました。
ビンタは今は許されないでしょうが、この先生の気持ち、伝えたいことが涙とともに伝わってきました。
先日、新聞で読んだとき
私が小学校5年生のときの担任の先生のことを思い出しました。
ある生徒を叱った先生がみんなに叩く理由を説明し、叩いた後、後ろを向いて涙を拭いていました。
その先生は既に故人となりました。