気分はいつも雨のち晴れ!

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恋かしら

2022年03月09日 | 朝の詩

 

 

 

訳あって

リハビリをうけるのは

初めてだけど

担当の先生は

澄んだ目をした

やさしい男性(ひと)

温かい手の魔術で

春の雪のように

痛みが溶けていく

わたし年甲斐もなく

リハビリの時間が

待ちどおしくて

もしかして・・・

恋かしら

 

朝の詩:「恋かしら」

大阪府大阪狭山市・岡 洋子さんの詩をご紹介しました

 

 

 

 

春ですね❣

ようやく綻びかけた梅林園の梅

まだ、満開にはほど遠いけれど

待ち切れなくて出掛けました

今年もメジロちゃん来てくれるかな?

鳥撮り・・練習したので

写してみたいな~

写ってくれるかな?


春は曙

2022年03月02日 | 坪内稔典コラム

 

 

 

清少納言や紫式部、そして紀貫之は、

午前3時頃に起床していたらしい。

平安時代の京の貴族たちは、

ネンテン先生と同じ午前3時派だったのだ。

 

「春は曙 やうやう白くなりゆく、山ぎは

少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」

 

春は曙がとってもすてき、紫色を帯びた雲が

山(比叡山)にかかってたなびいているのも

いいわ、というのだが、彼女、外界が

明るくなっていくようすにわくわくしている。

ネンテン先生も曙にわくわくしている。

 

中略

 

照明のまだ乏しかった時代だから

日の出日の入りに従って1日があったのだろう。

それにしても、3時は少し早い気がしないでもない。

夜がしらむ曙までに時間がたっぷりある。

 

実は、空が明るくなる曙の前に

男女の時間があった。

当時は男が妻の家へ通っていたが、

男は日が落ちてから妻のもとを訪ねた。

そして、

曙の前の暁という時間帯に妻の家を辞したらしい。

いわゆる後朝(きぬぎぬ)の別れだ。

夫婦の、あるいは恋人どうしの

幸福な時間が曙の前にあった。

だから、

清少納言たちは午前3時頃に起きたのだろう。

「春は曙」という清少納言の断定には、

すてきな時を過ごした後の幸福感があったのかも。

 

ネンテン先生は、以上の話を奥様にしたら、

奥様は即座に断定した。

「あなたのは単なる老化現象よ」

 

いつも楽しいネンテン先生だ❣

午前3時なんて・・・私には

まだまだ夢の中だわ。

 

・・というわけで

「曙」の写真は撮れず

「夕照」の写真ですみません( ;∀;)