恩師のご著書「講演集」より
講演集、 二
すべてを生かす力は「仏の心」
たまたま、私は潰れてコンピューターを直させてもらう体験をしました。
Uさんは近くの大きな生コン会社の社長をしておられます。
生コンのミキサー車を五十台ほど持っておられる会社です。
そこのコンピューターが潰れて動かなくなり、専門家が何日も泊りがけで
悪い所をしらべて修理してくれたけど、コンピューターが動いてくれないのです。
そこで社員が相談して、専門家が来ても駄目だったら、
長尾先生に頼まなければしょうがないということになって、
そこの社長から電話があり、一度お願いできませんかと言うのですね。
私はコンピューターは見たこともありませんから、「専門家に頼んで下さい」と
言ったのですが、「専門家が駄目だから、先生にお願いしているのです」と言われます。
行きますと、事務所にコンピューターが据えてあって、
現場のほうにその指示する機械が置いてあるのです。
私はコンピューターに話をする前に、
どうぞこのコンピューターに調和の光をお与え下さいと祈ってから、
コンピューターに、「あなたもこの世にコンピューターとして生命を持たれたのですから、
精妙なる働きをしなくてはいけません。
それをこのように不調和を起こすとは何事ですか。
この世に現れた限り、みな使命があるのです。
あなたはその使命を果たしなさい」と話しますと、コンピューターがパッと直ったのです。
その後、一回も故障していないということです。
~ 感謝・合掌 ~