浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

手を打てば響く柏手いずくより
両手の縁に因りて鳴るなり

「ブッダのことば」より。

2017-07-25 22:43:41 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
           第五、 彼岸に至る道の章 

           17、十六学生の質問結語

1133、バラモンよ。暗黒を払う〈目ざめた人〉(ブッダ)、
         あまねく見る人、世間の究極に達した人、一切の迷いの生存を超えた人、
         汚れのない人、一切の苦しみを捨てた人、―――かれは真に〈目ざめた人〉
         (ブッダ)と呼ばれるにふさわし人でありますが、わたしはかれに近侍
         しました。

1134、たとえば島が疎らな林を捨てて果実豊かな林に住みつくように、
         そのようにわたくしもまた見ることの少ない人々を捨てて、
          白鳥のように大海に到達しました。

1135、かつてゴータマ(ブッダ)の教えよりも以前に昔の人々が
          『以前にはこうだった』『未来にはこうなるであろう』といってわたくしに
          説き明かしたことは、すべて伝え聞きにすぎません。
          それはすべて思索の紛糾を増すのみ。


                ~ 感謝・合掌 ~



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