~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第五、 彼岸に至る道の章
17、十六学生の質問結語
1142、バラモンさま。わたくしは怠ることなく、昼夜に、
心の眼を以ってかれを見ています。
かれを礼拝しながら夜を過ごしています。
ですから、わたくしはかれから離れて住んでいるのではないと思います。
1143、信仰と、喜びと、意(こころ)と、念(おも)いとが、
わたくしを、ゴータマの教えから離れさせません。
どちらの方角でも、智慧豊かな方のおもむかれる方角に、
わたくしは傾くのです。
1144、わたくしは、もう老いて、気力も衰えました。
ですから、わが身はかしこのおもむくことはできません。
しかし想いを馳せて常におもむくのです。
バラモンさま。わたくしの心は、かれと結びついているのです。
~ 感謝・合掌 ~