~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第五、 彼岸に至る道の章
14、学生ウダヤの質問
1108、「世人は何によって歓喜に束縛されているのですか?
世人をあれこれ行動させるものは何ですか?
何を断ずることによって安らぎ(ニルヴァーナ)があると
言われるのですか?」
1109、「世人は歓喜に束縛されている。
思惑が世人をあれこれ行動させるものである。
妄執を断ずることによって安らぎがあると言われる。」
1110、「どのようによく気を付けて行なっている人の識別作用が、
死滅するのですか?
それを先生におたずねするためにわたくしはやってきたのです。
あなたのそのおことばをお聞きしたいのです。」
1111、「内面的にも外面的にも感覚的感受を喜ばない人、
このようによく気をつけて行っている人、
の識別作用が死滅するのである。」
~ 感謝・合掌 ~