「御垂訓」～心の扉～

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―１

主題：心の調和

先の続き・・・

あの天才ダビンチは、
自然を、宇宙を作ってくださった
大きな力を信じること、
そして、それを学ぶことから、
科学も芸術も始まる。

それが神様だと、
五百年も前に言っています。
人間だけの力では科学技術は
進歩しないのです。

だから宇宙の中に、そして、
それぞれの心の中に神様を
感じることができる人こそ
調和への道を
見つけられると言えるでしょう。

神様は決して後から人が勝手に
作り出したものではありません。
宇宙を支配し、大自然を形づくり、
命を生み、育ててくださる大きな力、
それが神様です。

「御垂訓」

～　恩師の「心行の解説」上巻より　～　　　　

　　　　　　　　講演　九

　　「実在の世界にあって諸々の諸霊を
　　　　　　　　　　　善導する光の天使なり」

先の続き・・・

では、実在の世界とは何か、
これは見えない世界です。
その見えない世界こそ、
ほんとうに実在する世界であって、
見える世界はただ形となって
現われただけですから、
時間と共に消えていく世界です。

時間と共に現れては消え、
また現れては消えしているのが、
この世の実相であって、
これは何ものであっても避けることは
できないのです。
実在界は次元の異なる世界です。

現象界であるこの世は、
縦と横と高さとの三次元の世界と
呼ばれていますね。
そこへ時間を乗じた世界が四次元と
聞いております。
さらにエネルギーを乗じますと、
今度は五次元の世界になり、
そこへ意志を加えますと、六次元の世界、
この六次元の世界が宇宙創造の根源であると
説いている先生もあります。

実在世界にあって、光明燦然と輝く、
神仏と表裏一体の諸霊の方は、
見えない実在界にあって、
諸々の諸霊を善導する光の天使です。
実在の世界で、見えない世界の霊の方たちを、
善きほうへ導い下さる光の天使様が、
神仏と表裏一体の如来、
菩薩様のお姿ですね。


　　　～　感謝・合掌　～