恩師のご講演ラジオ放送より
心の扉―1
主題:苦しみは自分の心の中から生まれる
おはようございます。
長尾弘です。
爽やかな朝のひと時いっしょに
心の夜明けを迎えましょう。
人はよく悪口を言うことがあります。
あの人はこんな人ですよ。
内緒ですよ。
人に言ったらあきませんよ。
と、陰口をたたきます。
もう翌日にはむこうの耳に入っています。
そこでまた、
あのひとはいやらしい。と、なります。
自分が悪口を言われたければ、
人の悪口を言えばいいのです。
必ず、人から悪口を言ってもらえます。
言われたくなかったら
絶対言わないことです。
目の前の僅かなことに心を動かされ、
罪が罪を作り不幸を呼んでいくのです。
全ての人に対して悪口など
言わない心があれば、
人から愛されるでしょう。
これは神様を信じることにも
繋がるのです。
よく神様を信じると言いますね、
では神様とはどんな方で
どこにおられるのでしょう。
宝くじに当たりたい時に、
お参りに行くのが神様でしょうか、
神様はこの宇宙の調和全てを
作られたわけですから、
私たちの環境全て、
人も物も全部神様です。
つまり神様を信じるとは、
自然を信じ、
人を信じることになります。
ですから、運が良くなるように祈って
たまたま良い結果が出たからと言って
それで神様を信じると言っても
これは違うのです。
身のまわりのもの全てを
神様と思うことが
神を信じることです。