浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

我れ食べず人に施す母の愛
幼き我に布施教えらる

「御垂訓」~心の扉~

2018-12-17 00:57:16 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―1

主題:感謝の心を持つ時間は安らぎの時間

  
先の続き・・・

人様に尽くさせて貰おうと思えば、
それだけになります。
ありがたいなぁ、と思うときは、
その心だけを持つことができます。
そうすれば、不足の心は消えます。
ありがとうございます。

心からこう言えば、
他の心が入る込むことはありません。
愚痴も出ませんし、
怒ることもできないのです。
これはさっき話ましたように、
心は一つしか思えないからです。

感謝しながら腹を立てたりできません。
一日のうちで一時間、いえ、
せめて五分間、
心からありがたいと思う時間を持てたら、
その人の二十四時間の内、
五分間は心が感謝の心で
満たされているわけです。
つまり、他の心は入れないのです。

魔が心に入ってきません。
これがもし、一時間、感謝の心を持ちますと、
一日の内一時間は安らぎの時間が保たれます。
その間に一切の苦しみの原因は
入ってくることはありません。

一日を感謝の心で満たせば、一生の内、
その一日は心の中に曇る原因を
作らずに済むのです。
最初は無理やりでもかまいません。
感謝の対象を見つけて、
感謝していったらいいのです。
声に出して、ありがとうございます。
と、言えばいいのです。
やがて心は喜びに満たされます。



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「御垂訓」

2018-12-17 00:19:34 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


     講演 八

「実在の世界にあって諸々の諸霊を
      善導する光の天使なり」

先の続き・・・

間違いなしに地獄へ行く、
このままいくと間違いなしに地獄へ落ちなくては
いけない、そういう罪深い自分に目覚めました。
そして、光の世界へ救われまして、
「神、我と共にあり、我、神と共にあり」と
いうことを分からせていただくことができました。

神はいつも私たちの側にいて下さり、
神の御胸の中に生きさせていただいているのです。
実践の度合いによって、
それを分からせていただくことができます。

そのような心境にさせていただきますと、
憑依現象などがありました時、
「どうぞ私の胸の中に来て下さい」と言って招き入れ、
その方は即、神と対面することができます。
そして救われます。

これをやりますと、
「本人に反省もさせないで天上界へ上げるとは、
けしからん」
と言って叱る方があります。
けれども神と迷える霊が直接会われた時、
神はその光によって、
たちまち無限の許しをもって浄化下さいます。
どうかお帰えりになりましたら、
日々の生活の小さい一つ一つの出来事の中に、
神様の、太陽の心を実践して頂きたいと思います。


   ~ 感謝・合掌 ~


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