浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

手を打てば響く柏手いずくより
両手の縁に因りて鳴るなり

「御垂訓」~心の扉~

2018-12-30 04:30:54 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―1

主題:過信は身を亡ぼす


先の続き・・・

自慢、知ったかぶり、自惚れ、
すべてこの若者をトラにした心です。
勿論、周囲の人は相手にしません。

逆に自分は未熟です、ご指導ください。
と、言う人には自然と多くの人が集まり、
その人を持ち上げようとし、
よくできた人だと尊敬も集まります。

自分で思うこととは逆の結果に
なるのですね。
稔るほど頭を垂れる稲穂かな。
は、よく知られた言葉です。

自然が、大自然の力が私たちに
教えてくれているのです。
ツンっと立っている稲穂は籾を開けますと、
中は空っぽです。

若い間に雀が栄養をみんな吸ってしまって、
その残り粕だけが伸び立っているのです。
ところが、稔のある中身のあるほうは
必ず頭を垂れています。

なのに中身のない空っぽの方ほど、
その姿をツンと立っている姿を誇ります。
人で言うなら外観を自慢することですね。

こういう人は、
より多く持っている人からは
笑われますし、
他の人からは嫉妬を
買うこともあるでしょう。
結局、損な性格です。



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「御垂訓」

2018-12-30 00:17:15 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


                講演 九

「この現象界は神仏よりいっさいの権限を光の天使に委ねしところなり
      光の天使は慈悲と愛の塊にしてあの世この世の諸霊を導かん」

先の続き・・・

自分でも不思議で仕方がないのですが、
このようにお話させていただきまして
もう十数年、初めの頃は縁ある方が、
その場所に四、五十人、或いは二、三十人、
少ない時は二十人以下の時もありました。

お話会を続けているうちに、
別の所から「一度話にきて下さい」と言われて、
「では寄せてもらいましょう」と、四国なり、
或いは山口なり、丹後の宮津なり、
縁のできた場所に招いて頂いたのですね。
もちろんテープはとっていただいております。
皆さんが各自とって下さったテープが、
多くの人様のお役に立っているなど、
想像もしていませんでした。

たまたま昨年(昭和六十二年)の八月九日に、
東京の「やすらぎ研究所」に
招いていただきまして、そこでのお話のテープをS先生が
「心のひびき」の読者の皆様に、無償で提供して下さったのですね。
そのテープを聞いて下さった沢山の方が涙を流し、
或いは自分の見方、考え方は間違っていたと気付いて下さり、
或いは「このように思えば心がこんなに
楽になった」と言って、全国へ広げていただきまして、
そのご縁のよって各地から、「来て下さい」「私の所へも来て下さい」と
招いていただくようになったのです。


                   ~ 感謝・合掌 ~



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