~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
「肉体を有する現世の天使は」
先の続き・・・
高橋信次先生がごみを払って下さいました。
そして法とはこういうものだ、
このように生きるべきだと導いて下さいました。
お陰で、私自身ほんとうに救っていただきました。
もしこの教えにご縁がなかったら、
今の私の存在はありません。
今も凡夫ですが、
以前はもっともっとしょうもない凡夫でした。
欲に捉われて無我夢中で生きていた私に
「足ることを知りなさい」と言われ、
その一言で救っていただきました。
あのまま商売に必死になって金儲けに
追い回されていましたら、
今の私は絶対にありません。
或いはもっと大きく会社をのばしたかも知れませんし、
不景気でつぶれて夜逃げしかも分かりません。
しかし私は、幸い事業を縮めていくだけの力にも
恵まれまして、
当時、毛布業界は難儀していたのに、
「こんなに儲けさせてもらっていいのかな」と心の
中で思ったほど儲けさせていただきました。
そして今日の私を動かしていただくために
天はその用意をして下さいました。