添付のお写真は恩師「長尾弘」先生がお花に光を入れられているところです。
この花々は学びの友の方が近所の花屋さんから萎れってしまって商品として
販売できないものを貰ってきたものです。
この萎れた花々に光を入れられてご覧のように生き生きとして生き返りました。
恩師のご著書「講演集」より
講演集、 一
「偶像は魂の幼児の玩具」
インドに神人サイババと言う方がおられます。
世界の各国から何万人もの信者が集まって来るので、
その人達の宿泊所とか寺院のような建物があるのですが、
その中には、キリスト教、仏教、イスラム教、ヒンズー教と、
すべてが祀ってあるそうです。
サイババさんは偶像崇拝反対の方ですので、不審に思って尋ねますと、
「あなた、愛に目覚めなさい。
幼児から玩具を取り上げた時、幼児はどんな気持ちになりますか、
幼児には玩具が必要です」との返事。
「必要な人には与えなさい。そしてその玩具で共に遊んであげなさい。
偶像の必要な人は魂がまだ幼いのです。
幼児には玩具を与えなくてはいけない」とおっしゃったというのですね。
一週間の二割を決めて、キリスト教の日、仏教の日とあって、
それぞれの服装まで用意して、その都度衣を着替えて拝んでいられるそうです。
この話を或る先生から聞きまして、本当に心の広い方だと思いました。
私どもは偶像崇拝はいけないといえば、祀っている人を見ると非難します。
キリスト教の人は「仏教は偶像崇拝をする異端者だ」といってけなします。
又、仏教の人はキリスト教も十字架やマリアやイエスを拝んでいると言います。
魂の幼児には玩具が必要ですが、魂が成長してくると自然に要らなくなるのです。
必要な間は与えて共に遊んであげなくてはいけないというのです。
だから他の宗教をいっさいくさす必要はないし、何をやっておられても、
偶像を必要とされる場合は、その方達の魂が幼児の集団の中におられて、
遊んでおられるということです。
他を非難中傷することは避けることですね。
もし非難すれば、やがて自分が非難中傷の的となります。
先程の原因・結果の法則です。