浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

極楽と地獄の在り処
たずぬれば我が内にこそ
共にあるなれ

「垂訓」

2024-02-06 00:12:45 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

      恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


       第四章 「思い変え」こそ幸せの扉を開ける鍵

     ◆指をとられて自殺した方と腕をもがれて感謝した方◆

先の続き・・・

しかし、この一つ一つしか思えない心の法則を
逆にうまく利用すれば、
怒ることも不平を言うこともできなくなります。
それには感謝の心だけを常に思うといいのです。
熱光を恵んでくれている太陽に、
酸素を供給してくれている空気に、そして水、海、山、
大地などの自然、それから動物、植物、
鉱物などの食物、自分自身の肉体と、
感謝の対象は数限りなくあります。

この感謝に心を満たしている時は、
私たちの苦しみの原因である想念感情、すなわち怒り、
恨み、憎しみ、愚痴、妬み、謗り、
取越し苦労などの思いが心に入ることはできません。
感謝は光ですから、その光の中で
怒りでも愚痴でも消えてしまいます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする