恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第四章 「思い変え」こそ幸せの扉を開ける鍵
◆指をとられて自殺した方と腕をもがれて感謝した方◆
先の続き・・・
しかし、この一つ一つしか思えない心の法則を
逆にうまく利用すれば、
怒ることも不平を言うこともできなくなります。
それには感謝の心だけを常に思うといいのです。
熱光を恵んでくれている太陽に、
酸素を供給してくれている空気に、そして水、海、山、
大地などの自然、それから動物、植物、
鉱物などの食物、自分自身の肉体と、
感謝の対象は数限りなくあります。
この感謝に心を満たしている時は、
私たちの苦しみの原因である想念感情、すなわち怒り、
恨み、憎しみ、愚痴、妬み、謗り、
取越し苦労などの思いが心に入ることはできません。
感謝は光ですから、その光の中で
怒りでも愚痴でも消えてしまいます。