浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「垂訓」

2024-11-26 00:21:09 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   恩師のご著書「思いの中に生きる」より

      「先祖供養」について(その1)


先の続き・・・

だから、ご先祖様にお茶を供え、

炊きたての御飯を供えるのは、

「ご先祖様のお陰さまで、こうして

今日も熱いお米の御飯を頂戴できます」と言って、
感謝の気持ちを形として表したものです。
それが本当のお供えです。


そうでなくて、「ご先祖様に食べて下さい」

と言って供えたらいけませんよ。
ご先祖様も難儀されます。
取り合いして、「俺の飯もうないわ」

必ずそうなると思います。
お茶もそうです。
しかし、極楽へ行くと「御飯、お茶」

と言えばすぐに出てきて、何も不自由しないのです。
本当の帰るべき世界・正しい教えというものを

知っておりますと、そんな供物はいりません。

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