大暑(7月23日から8月6日ころまで)ヒグラシの声
天文学上では瞬間とされており、冬至から7/12年(約213.06日)後で7月23日ごろだそうなのだが、期間として、この日から次の節気の立秋前日までであるとの意味もある。いずれにせよ名前からしてもっとも暑いときには違いない。
ここ標高1130mのカラ松と白樺の林の中では、ヒグラシの鳴く声は ほぼひと夏中聞くことができる。小学生の頃に東京でオスメスともに捕まえるのには苦労をした覚えがある。昆虫採集で、にいにい蝉やミンミン、アブラ蝉は簡単なのだが、こいつにはてこずった。何せ、夏休みの終わりの頃にしか現れない。しかし、ここでは最初に鳴きだすのも、ヒグラシなのだ。蝉はやたら多い年とそうでもない年があるのだが、やはり年々少なくなってゆくのだろうか。食物は樹液なのだが、それが減っているようには思えないし、最近は蝉取りをする小学生を見かけることはないので、蝉にとっては好都合なのだが、何が原因なのだろうか。
夕方の4時と6時に一斉に鳴き出すと、共鳴して一体どこにいるのか分からなくなる。しかし、少し弱りかけたやつが地面に落ちてくる。そんな奴としばらくにらめっこをした。しかし、地熱で元気を取り戻したのか、やがて元気に飛び去って行った。一生の大事を未だやり遂げていない、との気迫が見えた気がした。睨めっこの写真は、少しグロテスクですが、目つきが面白かった。
天文学上では瞬間とされており、冬至から7/12年(約213.06日)後で7月23日ごろだそうなのだが、期間として、この日から次の節気の立秋前日までであるとの意味もある。いずれにせよ名前からしてもっとも暑いときには違いない。
ここ標高1130mのカラ松と白樺の林の中では、ヒグラシの鳴く声は ほぼひと夏中聞くことができる。小学生の頃に東京でオスメスともに捕まえるのには苦労をした覚えがある。昆虫採集で、にいにい蝉やミンミン、アブラ蝉は簡単なのだが、こいつにはてこずった。何せ、夏休みの終わりの頃にしか現れない。しかし、ここでは最初に鳴きだすのも、ヒグラシなのだ。蝉はやたら多い年とそうでもない年があるのだが、やはり年々少なくなってゆくのだろうか。食物は樹液なのだが、それが減っているようには思えないし、最近は蝉取りをする小学生を見かけることはないので、蝉にとっては好都合なのだが、何が原因なのだろうか。
夕方の4時と6時に一斉に鳴き出すと、共鳴して一体どこにいるのか分からなくなる。しかし、少し弱りかけたやつが地面に落ちてくる。そんな奴としばらくにらめっこをした。しかし、地熱で元気を取り戻したのか、やがて元気に飛び去って行った。一生の大事を未だやり遂げていない、との気迫が見えた気がした。睨めっこの写真は、少しグロテスクですが、目つきが面白かった。