生涯いちエンジニアを目指して、ついに半老人になってしまいました。

その場考学研究所:ボーイング777のエンジンの国際開発のチーフエンジニアの眼をとおして技術のあり方の疑問を解きます

その場考学との徘徊(53)玉川上水と東八道路

2018年12月31日 14時24分50秒 | その場考学との徘徊
その場考学との徘徊(53)  題名;玉川上水と東八道路

場所;東京都 年月日;H30.12.28
テーマ;新しい道路の開通   作成日;H30.12.31 アップロード日;H30.12.31
                                                      
TITLE: 玉川上水と東八道路

 東八道路とは、八王子から新宿までの第2甲州街道とも呼ばれるもので、私が学生時代には、すでに東府中と三鷹の間を走った覚えがあるから、着工から50年はゆうに経っている。その道路が、ようやく完成の目途が見えてきたようだ。
 最期の工事区間は三鷹市の新川から甲州街道の上北沢までで、どうも新宿までは諦めたようだ。私は、ずっとこの道は、青梅街道と甲州街道の間を通して、新宿まで行くものとばかり思っていたので、残念だ。これだと、甲州街道との合流は、中央道の高井戸インター出口と一緒になるので、さぞかしひどい渋滞が起こるだろう。
 
ところで、我が家からまっすぐに北に進むと井の頭線の高井戸の駅にぶつかる。その丁度中間に、玉川上水が流れている。そこが今回の工事区間の中間になっている。
 私は、そこから玉川上水を上流に向かって、井の頭公園までのウオーキングを年に数回楽しむことにしている。高井戸の駅には、神田上水が流れており、そこからも井の頭公園に行くことができる。そちらは両岸が住宅街で、神田川は川底も土手もすべてコンクリートで固めてあるのだが、玉川上水はすべて自然のままになっているのが嬉しい。




 私は、上流側と下流側を二日に分けて歩き、正確な道路の場所と、工事の進捗状況を見ることにした。先ずは、上流側。

 岩崎通信機の事務所と工場の角からその道は始まる。すぐ先に、国学院久我山校があるので、学生が通う道になっている。東八道路は、上水を挟んで北側が上り線、南側が下り線になっており、両側とも、上水沿いには遊歩道が完成している。今日は下り線に沿って歩いてみた。



 この道は、やや単純で橋も少なく、途中にベンチが一つあるだけだった。道は、牟礼橋というところで、左に急カーブをしている。実際に走るときには、さぞかし見通しが悪かろうと思ってしまう。ここは、複雑な交差点にもなりそうで、工事の人に聞くと、「開通はまだずうーと先です」と云われてしまった。




 ここから道路と分かれて、上水沿いを進んだ。井の頭までは公園もトイレもない、寂しい道がつづく。
井の頭では、万助橋というところに出る。井の頭動物園の端になる。ついでに拠ると、冬の早朝で客はほとのどなく、猿やリスが寛いでいた。ここのリスは人懐っこくて、ズボンを駆け上がり、背中でもそもそとやってくれるのが楽しい。





 日を置いて、今度は下流へ向かった。こちらは住宅が密集していて、犬の散歩道になっているようだ。







 少し歩くと交差点に出会う。左へ行けば、井の頭線の富士見の駅になるのだろう。
その先で、中央道が上にのしかかってくる。




ここからは既に車が走っていて、将来の渋滞を思わせる風景だった。




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