ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『ウルトラマンギンガS』#02

2020-01-25 00:05:07 | 特撮ヒーロー










 
前回、ウルトラマンや仮面ライダーのシリーズがスーパー戦隊シリーズのノリに引っ張られてる、みたいなことを書いたのは、世界観のポップ化もさることながら、この『ウルトラマンギンガS』が変身前の格闘アクション描写にやたら力を入れてくれてるから、っていうのもあります。

なにしろメイン監督の坂本浩一さんは、以前このブログでもレビューしたガールズアクション映画『赤×ピンク』('14年公開、小池里奈さんもご出演) を創った人。格闘アクションに並々ならぬ愛と情熱を持っておられる方であるのは、ほんの1シーンだけ観ても一目瞭然でした。

倉田アクションクラブご出身のアクションコーディネーターで、ハリウッドに渡って『パワーレンジャー』シリーズ等に参加、監督としても腕を磨かれ、日本ではスーパー戦隊、ライダー、そしてウルトラの三大シリーズ全てを手掛けておられる、まさにヒーローアクションの申し子と呼べる存在。

この『ウルトラマンギンガS』でも敵のアンドロイドにわざわざ戦闘員を引き連れさせ、等身大の格闘アクションを毎回欠かさず盛り込まれており、そのボリュームは下手するとライダーやスーパー戦隊を凌駕しかねません。

変身後のウルトラマンVS怪獣バトルも本格的な格闘技で、キングジョーみたいなロボット怪獣まで機敏に動いて格闘する姿には、つい笑いそうになりますw

もちろん女優さんたちも例外じゃありません。特捜チームUPGの紅一点にして現場のリーダー格=杉田アリサ隊員を演じる滝裕可里さん(当時26歳)も、男子隊員たちに負けじとシャープな立ち回りを見せてくれます。

2001年にミュージカル映画『Star Light』で13歳にして主演デビュー、ファッションモデルとしても活躍しつつ2011年のオリジナルビデオ『仮面ライダーアクセル』や2012年の映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』でヒロインを演じ、2018年の『仮面ライダービルド』にもレギュラー出演される等、特撮ヒーロー物とは縁の深い女優さん。

眼力もあって面構えがいいから、銃を持ってもサマになりますよね。
 

コメント (1)
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