手相占いを得意とする芸人さんがテレビ番組で、今年は新しいことを始めるのに最適な年で、それはきっと再来年あたりに大きく実を結ぶ(ので今からでも何か始めましょう!)みたいなことを仰ってました。
まさに今年、新しい職に就いた私にとっては勇気の出るお言葉。年明けに愛しのセクシー田中さんから“飛躍”の御守も頂いたし、後に「大きなターニングポイントだった」と振り返ることになりそうな2023年が、もうすぐ暮れようとしてます。
あと、なんていう線だったか名前は忘れたけど、何をやっても「結果、なんとかなる」運の良さを表した手相が、その芸人さんの説によれば私にもあるみたいです。
確かに、私は超がつくほどの面倒くさがり屋で、過去にいくつかあったターニングポイントでも決断だけは早かった。最たるものが10年ほど前にやらかした結婚&離婚で、そのスピードは羽生結弦くんにも負けてませんw
当時はさすがに苦しんだけど、たとえ一瞬でも結婚を経験したお陰で「ハクがついた」と今は思ってるし、自分には結婚も恋愛もつくづく向いてないことが判って逆にスッキリしました。
結果、独身生活には何の不満もありません。なんとかなったワケです。スピード離婚なんて決して自慢できることじゃないけど、傷が深くなる前に別れて本当に良かった。
就職先を決めるときもそう。今の職場だけは(仕事内容が思ってたのと違ったので)辞退しかけたけど施設長の情熱にほだされ、向いてないと分かってるのに決めちゃった。そのスピードだけは大谷翔平くんにも負けてない。
始めてからしばらくは「もうちょいラクな仕事がいくらでもあるのに」と毎日思いながら働いてたし、案の定、一番の懸念だった「人間関係」と「コミュニケーション能力」への苦手意識で何度も挫けそうになったけど、あれやこれやと半年経った今「あの同僚たちとなら、なんとかやって行けそう」と感じてるのは、こないだから書いてる通り。
探せばもうちょいラクな仕事があるのは確かだけど、今の職場みたいな同僚には恵まれないかも知れない。心身共にハードな仕事に耐えてるからこそのメンバーです。
一時期、疎外感に苦しんだのは、たぶん同僚みんなが立派に見えすぎたから。スキル面ですぐ追いつけないのは当たり前にせよ、幼少期からのコンプレックスである“コミュ力”の無さが今さら克服できるとは思えない。
だけど気づけば、愚痴や冗談を言い合える関係、いざというとき無条件で味方してもらえるだけの関係が、いつの間にか築けてた。
もちろん半年で全員と馴染むのは難しく、苦手意識が拭えない同僚もいるけど、そんなの当然だろうと思うし。
あまりに人手不足ゆえ辞められちゃ困るっていう事情もあるにせよ、真面目に必死に働いて来たからこそ得られた信頼。これは大切にしたいので、心身の限界を感じるまではこの仕事を続けて行こうと今は思ってます。
「こんな自分を必要としてくれたから」とか「モデルガンを買うためだ」とか「利用者ファーストだ」とか「信じてもらえたから」とか、なんだかブレまくってるようにも感じるけど、とにかくモチベーションを保つ何かが無いと務まらないワケです。
「あのお婆ちゃんが可愛いから」とか、その時その時で見つけて行けば、結果、なんとかなるでしょう。
これからも大変なことが多々あるでしょうし、そのたびに心が揺れるかと思いますが、なんとか体力の続くかぎり頑張りたいと思います。