人に歴史あり。今や演技派女優として不動の地位を築かれた満島ひかりさんも、かつてはこんな仕事をされてました。
そもそも沖縄アクターズスクールのご出身で、デビューはダンス&ボーカルユニット「Folder」→「Folder5」のメンバーってことで、歌って踊るアイドルだったワケです。
この『キラリラ・ティーン』が初のイメージビデオで、リリースされたのは2005年。Folder5の活動を終えて女優業へのシフトを進め、おそらく『ウルトラマンマックス』のレギュラー出演が決まったタイミングで撮られたものと思われます。
満島さんが本格的にブレイクされたのは2009年公開の映画『愛のむきだし』ですから、1997年のデビューから実に12年。そして更に11年、バツイチ。まさしく人に歴史ありです。
撮影当時19歳。全編ほとんど水着姿だけどエロ演出は皆無。アイスクリームを頬張ったり水着でお風呂に入ったり等の定番メニューはこなしつつ、特に変わったことは何もしてませんw
けど、これが観てられるんですよね! 有村架純さんのもそうだったけど、1つ1つの仕草や表情だけで退屈させない、天性の華と技術を持っておられるワケです。
本格派女優として認知されてる現在とのギャップに眼を惹かれてる側面もあるけど、決してそれだけじゃない。私はそんなに売れてないグラビアアイドルさんのイメージビデオもCATVでよく観てるもんで、その表現力の歴然たる違いがよく判ります。
満島さんのサービス精神はハンパじゃない。カメラを向けたら必ず何かしら面白いことをしてくれる。そして一度やったことは二度と繰り返さず、常に新しいネタを瞬時に考え、迷わず実践してくれる。
私もかつて映画のメイキングビデオを任され、何人かの出演女優さんに密着した経験があるんだけど、そういうサービス精神旺盛な人が相手だとホントにやり易いし、作品のクオリティーも上がったもんです。
だから本作のディレクターさんも、あえて変わったことは何もしないというコンセプトで撮られたんじゃないかと思います。とにかく彼女のやりたいようにやってもらおうって。
現在のお仕事ぶりから察するに、水着姿でキャピキャピするような仕事は決して望んでなかっただろうと思うけど、引き受けたからには全力でやるっていう心意気が画面からヒシヒシ伝わって来ます。
こういう人が売れていくんですよねって、現在のご活躍を知ってるから言えるワケだけど、もし当時リアルタイムでこれを観たとしても、他のアイドルたちとは全然違うぞっていうのは絶対感じたと思います。
そして何より、飛び抜けて美少女です。おっぱいはペシャンコだけどw、お尻はなかなかだし脚が長くて動きにキレがある。さすが元ダンサー!
表情も多彩だし、そりゃ売れるに決まってますよって、売れてから言っても説得力ゼロだけど、ホントにそう思います。
スターはスターなんですね、お尻最高です!!