やっぱり、なんだかんだ言ってもオリンピックは観ちゃいますよ。さんざん文句言ってた人たちだって、結局は観てるんでしょ?っていうw
なんでオリンピックだけ特別扱いなんだ?って言いたい気持ちも解るけど、普段スポーツに興味がない私だって観ずにいられないんだから、やっぱり特別なんです。世界中の人々が注目するんだから、特定のファンしか観に行かない音楽イベント等とは明らかに格が違う。
それでますます懐が潤う金持ち連中がいるかと思うと確かに気分悪いけど、それを言いだせば全てのイベント、私が好きなエンタメの世界だって構図は同じだろうし、世の中そんなもんだと割りきって楽しめば良いんじゃないでしょうか?
開会式は後半しか観てないけど、逆風の中でやるからこその特別な感動がありました。
バッハ会長のぐだぐだロング・スピーチに対する呆れと怒りを共有することで、全人類の気持ちが1つになれて良かったじゃないですかw 「空気を読む」なんて言葉は大嫌いだけど、あそこまで空気を読めない、ハナから読む気も無い人だからこそ今回のオリンピックも強行出来たんやなあって、妙に感心させられました。
で、私が注目してる競技は女子卓球。中でも伊藤美誠選手を以前から応援してます。
福原愛さん、石川佳純さん、平野美宇さんなど女子卓球選手はみんな好きだけど、伊藤美誠さんの天真爛漫さと飄々としたキャラクターは特に好きで、常に攻撃的で思いきり良いプレースタイル、「物怖じ」って言葉が辞書に載ってなさそうな大胆不敵さが爽快&痛快でとにかく魅力的。まるでアニメのキャラクターみたい。
子供の頃、家に卓球台があってよく遊んだこともあり競技としての興味もあるし、他競技の選手たちに比べてミニマムな感じがまた可愛くて、卓球女子にはずっと注目してます。
とはいえ普段は報道番組のスポーツコーナーで試合の断片しか観てないから、じっくり腰を据えて観戦できる機会としてもオリンピックはやっぱ特別なんです。
ここ一番に賭ける選手たちの気迫とか、プレッシャーで本来の力が出せなかったりする場合も含めて、オリンピックの試合はドラマチックで抜群に面白い。
もちろん人命より大事だなんて全く思わないけど、これが不要不急だとも思えないし、特別扱いされるだけの価値はやっぱりあると思います。
今、世界中が未曾有のトラブルに見舞われてゴタゴタしてるんだから、そりゃオリンピックだってゴタゴタするに決まってます。人間がやってんだから仕方ないでしょ?って私は思う。
だからいちいち目くじら立てないで、かと言って浮かれることもなく、普通に母国チームや推し選手を応援すれば良いんじゃないでしょうか。
今日は柔道、体操団体、卓球混合ダブルスの順で見ました。
私は女子柔道の芳田司ちゃんを密かに応援していたのですが、残念ながら銅でした。世間は阿部兄妹ばかり取り上げるので金をとって世間を見返して欲しかったですが、仕方ないですね。イケイケの阿部兄妹より控えめな芳田司ちゃんの方が好きです。
卓球女子のほかはソフトボール女子にも注目してます。男子競技にはほぼ興味ありませんw
実は私、結構な卓球好きでして、テレビで卓球の中継があれば欠かさず見ています。一番の推しは早田ひな選手で、伊藤美誠さんは二番手、その次が長崎美柚さんです。
>天真爛漫さと飄々としたキャラクター
彼女を表現するのにぴったりな言葉だと思います。そう、天真爛漫!これが彼女の魅力なんですよね。
この金メダルは、水谷選手とペアを組んだからこそだと思います。決勝での水谷選手と伊藤選手の、言葉ではないしぐさや交わす目線、体で表現する感情、うなづいたり微笑んだり・・・。そんな風にして気持ちをひとつにし、勝利を手にした。決勝戦で作った二人の世界は素晴らしいと思います。
オリンピック開催反対の立場を表明していた身としては、大きな声では応援しにくいのですが、競技に対して真摯に向きあい、研鑽と努力を重ねてきた人たちが相まみえる瞬間に立ち会える感動は抑えようもありません。
こんなことを言うのもなんですが、叶うならばコロナ感染者が一定程度に抑えられ、穏やかに閉幕することを願うばかりです。
卓球女子に関しては私よりずっとお詳しいですね! 私は主力選手しか知らず、早田さんと長崎さんはノーチェックでした。今後、注目していきたいと思います。