ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「沖 雅也 in 太陽にほえろ!'80」―2

2021-05-10 23:23:16 | 刑事ドラマ'80年代










 
スコッチ(沖 雅也)は日本一拳銃がサマになる刑事であるばかりでなく、日本一ショルダーホルスターが似合う男とも言えます。ショルダーホルスターとはつまり、腰に着けるヒップタイプじゃなくて肩から掛けるタイプのホルスター。

これはまず基本的に長身でないと似合わない。後輩のロッキー(木之元 亮)も長身で似合ってるけど、やっぱ毛だらけでスコッチには及ばない。

夏は上着を脱ぐ機会が多いから、スコッチの格好良いショルダーホルスター姿を堪能できます。沖雅也さんもそれを意識されてるんでしょう、『大追跡』でも一貫してショルダー、『俺たちは天使だ!』におけるブーメランすらショルダー型のホルスターに収めておられます。

いつも書くように、ホルスターから銃を抜いて構える、そしてまた収める一連の動作がスコッチはいちいちカッコいい!

一方、新入りのドック(神田正輝)はバックサイドホルスター(背中に銃を逆さまにして収める)という異色のチョイスで独自の格好良さを開拓。'80年以降の『太陽にほえろ!』は、そういうマニアックな視点からも楽しめる番組に進化するんですよね。

余談だけどスニーカー(山下真司)のホルスター姿を見た記憶が私は一度もありません。そもそも357マグナムというゴッツイ拳銃を隠せる服装をしておらず、ロボコップみたく自分の体内に収納してるとしか思えませんw
 


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4 コメント

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Unknown (1938goo)
2021-05-11 21:18:21
ショルダーホルスターが似合う…それにしてもし格好良い方ですよね。年齢を重ねても依然と格好良かったことでしょう。惜しいとか言いようがありません。
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Unknown (harrison2018)
2021-05-11 23:00:08
キムタクや福山くんがいくら男前でも、拳銃やホルスターはこんなに似合わないはず。同じイケメンでも、あの時代のイケメンには野性味があるから銃が似合うんだろうと思います。

銃が似合うのは沖さんの世代までで、とても残念だけど私の世代あたりからどんどん似合わなくなってる気がします。平和を謳歌した結果だから有難いことなんだけど……
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Unknown (1938goo)
2021-05-12 11:32:35
野性味、確かにそうです。銃は肉食動物の牙のような物ですから、今のイケメンは「牙」に負けてしまうかもしれません。女性受けするイケメンは難しいかもしれません。
群れを守ったり頼りになる男は、いつの時代も変わらないと思うのですがw

先日、ふと見たくなって「人間の証明」を借りて来たんですが、松田優作はじめ野性味があるのですよね。
古い時代劇ファンが「刀を差してサマになるのは仲代達矢までだ」なんて言うそうですが、時代が変わるのは仕方ないことかもしれません。
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Unknown (harrison2018)
2021-05-12 17:27:59
時代劇ファンから見れば「今は刀が似合う役者がいない」って事になるんでしょうね。野性味=殺気みたいなものが違いますよね。やっぱり怖さが無いと。

優作さんから野性味を抜いたらどうなるかっていう、すごく分かりやすいサンプルが息子さんたちですよねw それぞれ違った格好良さはあるけど、銃や刀は似合わないだろうと思います。
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