ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『西部警察』#002

2020-08-14 00:00:19 | 刑事ドラマ'70年代










 
☆第2話『無防備都市―後編―』

(1979.10.21.OA/脚本=永原秀一/監督=渡辺拓也)

日テレの『大都会』シリーズからテレ朝の『西部警察』へとバトンが託されて、放映局とタイトルが変わった以外にも2つの大きな変化があったように思います。

1つは、登場人物たちが影を背負わなくなって世界観がポップになったこと。それを象徴するのが大門団長(渡 哲也)とその妹=明子(古手川祐子)の関係で、二人が同居するマンションがやけにオシャレで高級そうなのはちょっとした衝撃でした。

『大都会』シリーズで仁科明子さんが演じた妹は、兄=黒岩を恨むヤクザたちに輪姦された暗い過去を背負い、黒岩もその負い目を引きずってるという非常にシリアスな関係でした。

それがパート2以降は無かったことにされ、『西部警察』まで行くと影という影がいっさい排除されて、いつも「アニキ!」と団長の世話を焼く明子に悩みがあるとするならば、漫画のネタが浮かばないとかアニキがろくに着替えないといった『サザエさん』チックなものばかり。放映時間帯が夜9時台から8時台になった影響もあるだろうけど、やっぱり'80年代を目前にした社会の空気がそうさせたんだろうと思います。

そしてもう1つの変化は、刑事たちがより一枚岩になって「軍団」色が強くなったこと。「団長」っていう呼称が使われ始めたのも『西部~』からだし、『大都会』シリーズの刑事たちは「団長の為なら喜んで死ねる」なんて気持ち悪い台詞は吐かなかった筈です。

その徹底した「ワンチーム」精神は、この第2話で団長の指揮の下、おやっさん(藤岡重慶)までもが泥まみれ&油まみれになりながら装甲車と格闘する、軍団全員の姿からヒシヒシと伝わって来ます。

エンディングも『大都会』シリーズでは渡さんの独り歩きだったのが、『西部~』になると軍団全員のいわゆる「Gメン歩き」が恒例となり、あくまで全員が主役……というより全員が揃って1つなんだっていう固い絆が強調されて、気持ち悪いですw

良くも悪くも、そこが『大都会』シリーズとは似て非なる『西部警察』シリーズ最大の特徴で、それがそのまま石原プロモーションに対して我々が抱くイメージになったように思います。

東宝制作の『太陽にほえろ!』もチームワークを重んじてはいたけど、ここまでの一体感は無かったですよね。というか、数多ある集団物刑事ドラマの中でも『西部警察』シリーズがオンリーワンかも知れません。

セクシーショットは今回も古手川祐子さんですが、西部署捜査課の事務員さん=レイコ(布目ゆう子)のブラジャー透け透けのセーター姿がなにげにエロいので、画像を載っけときます。
 

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『西部警察』#001

2020-08-13 00:00:06 | 刑事ドラマ'70年代










 
☆第1話『無防備都市―前編―』

(1979.10.14.OA/脚本=永原秀一/監督=渡辺拓也)

『太陽にほえろ!』の第1話は初代新人刑事=マカロニ(萩原健一)の初出勤からスタートしましたが、『西部警察』第1話は木暮課長(石原裕次郎)の西部署初出勤、そして生涯の盟友となる大門団長(渡 哲也)との出逢いからスタートしました。

人質を取って籠城中の銀行強盗犯に手こずってる団長に、あえて野次馬を装って「押してダメなら引いてみな」的なアドバイスを残し、颯爽とオープンタイプの外車ガゼールに乗って去っていく。

あんなド派手な野次馬がいるもんかと思いつつw、団長はアドバイスの意味を的確に理解し、みごと犯人を制圧して見せるのでした。木暮課長はそうして団長の人柄や力量を試したんでしょう。

前身『大都会』シリーズで裕次郎さんが演じた新聞記者「バクさん」や宗方医師の軽妙洒脱なキャラを引き継ぎ、事務員のレイコ(布目ゆう子)には初対面で「ピチピチだねえ~」なんて言いながら二の腕あたりをモミモミしたりしてw、『太陽にほえろ!』のボス=藤堂係長との違いを強調した感じだけど、番組が長期化するにつれ役柄がご本人の地に引き寄せられ、最終的にはほぼ同一人物になりますw(これは『長寿番組あるある』で裕次郎さんに限ったことじゃありません)

さて、そんな木暮課長のキャラ紹介は前菜みたいなもんで、この第1話と続く第2話における真の主役は、米軍の南富士演習場から強奪されたという設定のTU-89型装甲車。番組用にペイローダーという泥を運ぶ車を改造して作ったんだそうです。

それが銀座や新宿、霞ヶ関の街をひたすら進み、国会議事堂へと向かっていく、ただそれだけで第1話は終わっちゃいましたw 1時間かけて我々視聴者が得た情報は、大門団長に恨みを持つ者がTU-89を操縦し、そのバックには政財界の大物がついてるらしいという事だけw そこにはドラマのドの字も見当たりませんw

けど、あんな戦車みたいなのが見慣れた東京の街に現れ、ただひたすら進んでいく、それだけで充分面白いんですよね。大ヒット映画『シン・ゴジラ』も序盤はゴジラがひたすら前進するだけでした。

そう、これはほとんど怪獣映画のノリで、銃弾の雨を浴びせても全て跳ね返す、大型ダンプカーで体当たりしてもビクともしない怪物を、西部署・大門軍団は如何にして制圧するのか? もはや刑事ドラマじゃありませんw

軍団メンバーは課長、団長を筆頭に、タツ(舘ひろし)、リキ(寺尾 聰)、ゲン(苅谷俊介)、ジン(五代高之)、おやっさん(藤岡重慶)、そして「大門くぅ~ん!」でお馴染みの二宮係長(庄司永健)。

さらにオシャレなマンションで団長と二人暮らしの妹=漫画家の大門明子(古手川祐子)、木暮課長いきつけのバー「CORNER LOUNGE」のマスター=朝比奈(佐原健二)、1曲しかレパートリーがない専属歌手の薫(幸田 薫)も第1話で登場してます。

セクシーショットはもちろん古手川祐子さん、当時20歳。兄役の渡さんは当時38歳でしたw
 

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『永井里菜/夏恋花火』

2020-08-12 00:05:05 | 写真集&イメージビデオ










 
2017年にリリースされた、永井里菜さん24本目となるイメージビデオ。先日レビューした『Pure Smile』から5年が経過し、今回の撮影時は24歳になられてます。

この年頃の女子にとって5年の月日は大きいですよね。良くも悪くも別人のように変わっちゃう人も少なくないと思うんだけど、さすがグラビアアイドルになるために生まれて来られた永井里菜さん、ロリータな可愛らしさをそのままキープされてます。

おしゃれやメイクには全く興味が無い私なのでよく分かんないけど、『Pure Smile』の時は「ギャル」っぽいメイクと服装をされてて('12年当時の流行り?)、今回はナチュラルメイクなのでかえって清楚さを増した感じ。当然、オジサンとしてはその方が断然萌えるワケです。出来ればスッピンが一番望ましいくらい。

そして個人的に最大のチェックポイントである「おしゃぶり」コーナーは、さすが年齢相応に飴ちゃんから棒アイスに対象が進化しており、しゃぶり方も(やはり控えめながら)ちょっとエロくなってます。とても大事なことです。それを確認したくてわざわざレンタルしましたw










 

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『MIU404』#02~#07

2020-08-11 00:00:07 | 刑事ドラマ2000年~










 
(番組の概要&初回レビューは『刑事ドラマHISTORY』カテゴリーの記事をご参照下さい)

☆第2話は、第4機動捜査隊の伊吹(綾野 剛)と志摩(星野 源)がパトロール中に見かけた車の様子に違和感を覚え、それが凶器を持って逃走中の殺人犯(松下洸平)を乗せた車だと判り、追跡を開始するという滑り出し。

このドラマは日常から事件への導入がいつもスムーズかつ絶妙で、毎回あれよあれよと引き込まれて眼が離せなくなっちゃう。そこに強引さを感じさせない脚本がほんと神レベルで素晴らしいです。

で、車の持ち主である夫婦(鶴見辰吾、池津祥子)は若い犯人に脅されてるワケだけど、なぜか彼の逃走を手助けしようとする。実はこの夫婦、息子を信じなかったせいで自殺に追いやってしまった暗い過去があり、同じ年頃の犯人の無実を信じることで贖罪しようとしてる。

犯人が本当に人を殺したことを知ってもなお、我が身を挺して逃がそうとする夫婦がやってることは果たして愛なのか、単なるエゴなのか?

「人は信じたいものだけを信じる」っていう志摩の言葉が真理を突いてて、泣かされつつも考えさせられるお話でした。


☆『アンナチュラル』の刑事たち(大倉孝二&吉田ウーロン太)も登場した第3話では、偽りの110番通報でパトカーを呼び、よーいドンで逃げ切ったら勝ちっていうゲームを繰り返す高校生たちに、元陸上部で俊足だけが取り柄の伊吹が挑みます。

実はその高校生たちも、先輩部員が起こした不祥事の連帯責任で活動停止させられ、走る機会を奪われた陸上部員なのでした。

事件そのものは他愛ないイタズラであり、捕まった部員たちは素直に反省するんだけど、1人だけ逃げ切ってしまった子が怪しい男(菅田将暉)と出逢ってしまい、どうやら深刻な悪の道へと堕ちていく。

「人は何かのスイッチで道を間違える」

志摩が言った台詞はその高校生と、彼自身のダークな過去にも架かってることが後のエピソードで明かされます。


☆第4話は、冒頭でいきなりヤクザたちに銃で撃たれた女=透子(美村里江)が、なぜヤクザに追われてるのか、いったい何がしたくて逃げてるのか、その謎解きと平行して、桔梗隊長(麻生久美子)と同居する謎の女=麦(黒川智花)の素性も明かされていきます。

透子はかつて働いてた裏カジノ店で摘発を食らった後、心機一転で就職したつもりの会社までヤクザと繋がってることが判り、自分の人生に絶望して裏金を横領し、それがバレていま追われてる。

一方、麦もかつて裏カジノと関わり、その情報を提供したにも関わらず警察が摘発に失敗し、組織から命を狙われる羽目になっちゃった。それで責任を感じた桔梗が麦を匿ってるんだけど、どうやら彼女の存在がクライマックスの展開に大きく関わって来そうです。

で、撃たれた透子が命懸けでやろうとしてたのは、女子児童慈善団体への寄付でした。ろくでもなかった人生の最期に1つだけ、誰かの役に立って彼女は死にたかった。でもそれはヤクザの裏金だから寄付させちゃいけないのに、あえて見逃してやる伊吹&志摩の温情に泣きました。

なお、今回の事件を通して、志摩にもスコッチ刑事的な暗いトラウマがあり、リーサル・ウェポン的な危ないダークサイドがあることが分かって来ます。

そうしてゲスト側のドラマとレギュラー側のドラマを違和感なく絡ませ、各キャラクターをより深く掘り下げ、その関係性を変化させていく作劇が本当に見事! 毎回、存分に楽しみながらも唸らされます。


☆第5話ではベトナム人留学生たちによるコンビニ強盗を捜査する伊吹&志摩が、劣悪な労働環境にあえぐ外国人たちの実態を思い知らされ、彼らを支援したい気持ちが強すぎて強盗を首謀した日本語教師(渡辺大知)に哀しい手錠をかける羽目になりました。

昨今の刑事ドラマは奇想天外なトリックやらどんでん返しに固執しすぎて、すっかり現実離れしちゃってるけど、この『MIU404』で描かれる犯罪は我々の身近でも起こり得るものばかりで、とても現実的で現代的。

私が住む地域でもここ数年で外国人労働者が爆発的に増えており、つい色眼鏡で見ちゃう自分がいるもんだから身につまされました。確かに素行の悪いヤツはいるけど、いい子もいっぱいいる。それはどこの国でも同じ。当たり前のことですよね。


☆さて、第6話では「相棒殺し」と陰口される志摩のスコッチ的過去が明かされ、それを全面的に受け入れた伊吹によってその傷が癒され、ドラマが1つの節目を迎えました。

「人は何かのスイッチで道を間違える」

遠慮してスイッチを押せなかったせいでかつての相棒(村上虹郎)を死なせてしまい、自分自身すら信じられなくなった志摩の魂を、遠慮という文字が辞書から抜け落ちてる伊吹が救うんですよね。志摩が押して欲しくなかったスイッチまで片っ端から押しまくってw

それで傷が癒えたからと言って、志摩が遠慮を知らない人間に生まれ変われるワケじゃない。けど、横に伊吹がいれば何とかやって行ける。それは伊吹にとっても同じこと。名コンビとはそういうものなんだと思います。


☆そうして志摩や桔梗に関する謎が解明され、次回あたりから菅田将暉くんが本格始動して最終章に突入する、その間の骨休め的な位置づけの第7話は、追跡に次ぐ追跡の純エンタメ路線。私が一番観たいのはこういうエピソードなんですよねw

初回のカーチェイスを凌駕するような格闘アクションも見られ、陣馬班長(橋本じゅん)の長さん的ホームドラマにはホロッと来たし、スマホ世代のボンボン刑事=九重(岡田健史)の相棒想いな一面も描かれて、クライマックス前にやっておくべき事はこれで全部やった感じ。


☆いやあ~、ほんとに素晴らしいです。各エピソード単体のクオリティーもさることながら、回を跨いだ謎の匂わせ方にせよ、伏線の張り方と回収の仕方にせよ、あざとさを微塵も感じさせないのが野木脚本の凄いところ。そういった謎や伏線を毎回事件の内容とリンクさせるテクニックもさる事ながら、何より作品にこめられた「熱量」がストレートに響いて来るから素直に感動できる。

その熱量がどこから生まれてるのかと言えば、たぶん「怒り」なんですよね。あおり運転する輩どもへの怒り、反社会勢力への怒り、子供や外国人労働者を食い物にする連中への怒り、それを見て見ぬフリをする大人たちへの怒り、またその犠牲となった弱者たちに対する共感も、ぜんぶ作者が日頃から抱いてる本当の気持ちなんだろうと思います。

私がよく言う「作品に魂がこもってる」ってヤツです。説得するにせよ論破するにせよ、言葉に魂をこめなきゃ相手の心は動かせない。それとまったく同じことで、野木亜紀子さんのドラマが面白いのは常にメッセージが明確なのと、そこに嘘や建前がたぶん無いから。その根底にある怒りが、我々凡人が持つそれと全く同じだから。テクニックは二の次だろうと私は思います。

それと各キャラクターへの愛ですよね。謎解きゲームの単なる「コマ」になってない。刑事ロボットどころか、伊吹&志摩が使う覆面車にまで「まるごとメロンパン」っていう個性=人間味を持たせてる。

昨今の刑事ドラマがすっかり見失ったものが、この作品には詰まってる。格好つけて言えば「パッション」ってヤツです。パッションがあれば自ずと登場人物は走るだろうから、ドラマはアクティブになります。

ただ突っ立って謎解きしたり、裏切者を探したりする「ゲーム」にパッションなんか感じようがありません。だからこそ気楽に観られる→安定した視聴率を稼げる→そればっかりになっちゃうって事なんでしょう。

けど、そんなもん観たって何も得られないことに、もう皆とっくに気づいてますよ。かつて特撮ヒーロー物が「ジャリ番」と呼ばれてバカにされた代わりに、今じゃ刑事物が医者物と並んで鼻で笑われるジャンルの筆頭になってませんか?

それはマンネリだからじゃなくて、創り手にパッションが無いからだと私は思う。小手先だけで創ってるのがバレバレなんです。『刑事7人』がその代表格。なのにそういう番組の方が視聴率を稼いだりしちゃうから厄介なワケです。破滅です。

それは本当に嘆かわしいことだけど、一方でこの『MIU404』みたいにパッションの塊みたいな刑事ドラマも、ごく稀れにだけど生まれてますから捨てたもんじゃありません。

野木亜紀子さんが刑事物を書いて下さったことに、私は心から感謝します。ほかの創り手さんはこれを観て「ああ、さすがだな」だけで済まさず、「よし、こっちも負けずにやったるで!」って、どっかで落として来たパッションを是非とも取り戻して頂きたい! ほんと切に、切にそう願います。

セクシーショットは、第3話で高校陸上部のマネージャーを演じた山田杏奈さんと、第5話でベトナム人留学生を演じたフォンチーさん、そして第6話で志摩の死んだ相棒に命を救われた垣内彩未さんです。
 

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『未解決の女/警視庁文書捜査官』2―#01

2020-08-10 00:00:11 | 刑事ドラマ2000年~










 
こちらは2年振りのシーズン2ってことで、長寿シリーズとして定着するか否かは今回の成績次第かも知れません。2020年夏、テレビ朝日系列の木曜夜9時「木曜ドラマ」枠でスタートした、大森美香 脚本によるミステリードラマ。

警視庁捜査一課・特命捜査対策室第6係(文書解読係)に所属する刑事たちが、殺人現場に残されたダイイング・メッセージ等の文書を手掛かりに事件の謎を解いていきます。

しかし昨今の刑事ドラマの9割以上は、そのテの文書なり記号なりから謎を解いてる気がするので、内容に目新しさは感じません。

それでも『刑事7人』よりはよっぽど見所あるように思えるのは、刑事たちがちゃんと人間扱いされてるから。特に主人公が辛気くさい捜査ロボットじゃなく、表情豊かな可愛い女の子であるのは何より重要なポイントです。

朝ドラ『あさが来た』で波瑠さんを本格ブレイクさせた大森美香さんの脚本だけあって、主人公「ホルス」こと矢代朋には彼女の魅力が余すことなく詰まってます。体育会ノリの熱血新米刑事っていう設定は『太陽にほえろ!』をも彷彿させて実に私好みです。

そしてホルス刑事にリモートで指示を与える相棒「倉庫番の魔女」こと鳴海理沙(鈴木京香)の、対人恐怖症的な設定にも人間味が感じられます。

同じような謎解きゲームでも、ロボットがやるのと人間がやるのとじゃ全然違います。謎解きが大好きな人は逆に『刑事7人』の方がムダが無くて観易いのかも知れません。けどゲームに全く興味が無い私は、人間ならではの面白さを感じさせてくれる『未解決の女』の方が断然いいです。

まぁ、窓際部署の主人公たちをバカにしたり目の敵にする捜査一課の連中とか、もうすっかり見飽きてムダとしか思えない描写も多いんだけど、それも含めて人間味なんだと思えばまだ楽しめます。芸達者なキャストが揃ってますからね。

室長の沢村一樹さんや主任の遠藤憲一さんは続投、係長の高田純次さんが初回をもって降板され、'19年春の単発スペシャルでゲスト出演された谷原章介さんが新係長に就任。ほか、工藤阿須加、山内圭哉、皆川猿時etc…といったレギュラーキャスト陣。

しかし『刑事7人』よりはマシと言うだけで、基本は謎解きゲームの繰り返しですから、私がこれを毎週観ることは有り得ません。ただ、新加入の谷原章介さんは好きな俳優さんなので、どんな化学反応を起こしてくれるか、あと2話ぐらいは観てみようと思ってます。

セクシーショットは初回ゲストで『MIU404』にも出演中の黒川智花さんです。
 

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