ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『逃亡医F』最終回

2022-04-03 17:45:04 | TVドラマ全般


こちらも全話完走とはならず、途中3〜4回飛ばしちゃいましたm(_ _)m

このドラマの良いところは、とにかくストレス無く観られること。勿体ぶったり思わせぶりな見せ方をせず、ひたすら直球勝負でサクサク話を進める潔さが実に私好みでした。

とは言っても全10話ですからモタつきは避けられず、こうして間を飛ばしちゃうワケです。シリーズ通して1つのストーリーを語るには、そもそも1クールは長すぎる!

いっそ1話完結モノ以外は全部5話ぐらいで終わらせた方が、絶対クオリティーアップに繋がると思うんだけど、そうすると番組数が増えてお金が掛かっちゃうから出来ないのかな?(同じセットを使って長くやった方が安上がりってワケです)



私が観ない間に、切断された筈の森七菜さんの腕が生えててビックリしましたw 実は斬ってなかったってこと?

あと、成田凌くんを殺す勢いだった追跡者=松岡昌宏くんがいつの間にか味方になってたけど、これは想定内。オリジナルの『逃亡者』もそうでした。手強い敵であればあるほど味方につくと頼もしい!

最後まで敵か味方か判んない前田敦子さんの存在も面白かったです。



そもそもの被害者である桜庭ななみさん(成田くんの恋人)が実は生きていた!っていうどんでん返しは、軽いタッチの作風に相応しいハッピーエンドだし、成田くんを密かに想う森七菜さんのハートブレイクも切な爽やかで良かった。

ブラック・ジャックばりに「人が人の生死を左右するおこがましさ」に苦悩しつつも、最後に自殺を図った宿敵=しもべえ(安田 顕)の命を救わずにいられなかった成田くん。



医者って何なんだろう?っていうシリアスなテーマも内包してて、軽いタッチながら見応えある最終回でした。

だけどしかし、何と言ってもこの作品は、森七菜さんの可憐さに尽きると思います。桜庭ななみ推しだったはずの私も七菜さんに眼が釘付けになりました。



根が暗いもんで、ああいう太陽みたいな人に惹かれちゃうんでしょう。

それが今季一番の収穫かな? 今後のご活躍にも期待します!


 

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『しもべえ』最終回

2022-04-01 00:25:07 | TVドラマ全般

 
予告通り、しもべえの正体が明かされる最終回(第8話)で号泣しましたw

正直なところ、第4話あたりから7話までは観てませんm(_ _)m お年頃の女子が主人公だと避けられない事だけど、恋話の比重が大きくなって来ると私はもう、退屈で退屈で死にそうになっちゃう。

その相手役の男子がまた、私の眼から見れば一体どこが素敵なんだかさっぱり分かんないもんで、ほとんど拷問みたいな時間になっちゃう。ある程度は覚悟してたけど、予想以上に恋話がしつこかった!

世の女性たちがイケメンと恋話にしか興味を持たないって、テレビ屋さんたちが決めつけ過ぎてやしませんかねえ? 実は私と同じようにウンザリしてる女性視聴者も、意外と多いかも知れませんぜ? そうであって欲しいですよホントに。

さて、しもべえ(安田 顕)の正体ですが……



しもべえは、ユリナ(白石 聖)が赤ちゃんだった頃に失踪した、お父さんの分身でした。言わば生霊みたいなもの?

お父さんは末期癌でずっと病院のベッドで寝たきりで、ユリナを護りたいっていう強い気持ちが実体化したワケです。



けど、しもべえが活躍すればするほどお父さんの病状が悪化し、その寿命を縮めてることを知ったユリナは、独り立ちを決意し、しもべえに別れを告げます。

で、大学受験の当日、不良どもに絡まれてる女子高生(堀 未央奈)を見かけたユリナは、勇気を振り絞って彼女を助けます。いつかしもべえが助けてくれたように。



だけど足を挫いてしまい、このままじゃ大事な受験に間に合わない!

そこで、ずっと意識不明だったお父さんが目を覚まし、「もう無理はしないで」とすがるお母さん(矢田亜希子)に言うんです。

「ユリナのヒーローになりたいんだ」



お父さんの危篤を知って受験をやめようとするユリナに、お母さんは「行きなさい」と言う。そこにしもべえが現れて……



全力を出し切ったお父さんは静かに息を引き取り、同時にしもべえも……



お父さんの想いに報いるべく、痛い脚を引きずりながら受験会場に辿り着いたユリナは、もちろん合格を勝ち取ります。しかも、医学部! 女のび太がドラえもんを卒業した瞬間です。



これぞ王道! いや、こういうのが王道だったのは昔の話で、今の若い視聴者には逆に新鮮かも知れません。昨今は創り手側が照れてしまって、難病をネタに使うのは避けたりとか、話をもっと複雑にしたりとかしがちですからね。

だから私も、昭和の時代にこれを観たら照れ臭くて泣けなかったかも? 前回レビューした『ダマせない男』もしかり。時代が一巡し、昭和テイストのドラマが復活しつつあるのかも知れません。

安田顕さんの顔芸、白石聖さんの弾けた演技、途中飛ばしちゃったけど大いに楽しませて頂きました。



ところで今回、不良どもに絡まれる女子高生に扮した堀未央奈さん。元「乃木坂46」のメンバーで、ギョロ目がちよっと怖かったりするけど、素晴らしいお尻グラビアを発表されてるので掲載させて頂きます!


 

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