ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「今夜、泊まってけよ」

2022-04-12 00:10:27 | 日記

KT Jacksonさんがブログで『この子の七つのお祝いに』のレビュー記事を取り上げて下さいました。

こんなエロとバイオレンスしか無いブログをあんなに褒めてくれるなんて、可哀想にぃーっ!!(チュバチュッチュ!!)



かつて創作活動をやってた頃、これだ!っていうアイデアが浮かぶのは大抵、風呂に入ってる時でした。湯船に浸かってる時にせよ頭を洗ってる時にせよ瞑想状態になり易く、体温が上がって血の巡りが良くなるからでしょう。

で、作品をレビューする時に何を軸にして書くか、DVDを観たあと風呂に浸かりながら考えるうち、殺人犯の動機が他者による「洗脳」だなんて、可哀想にぃーっ!!って、まず思ったんですよね。

あの何とも言えない切なさは、岩下志麻さんが自分の意志で殺したワケじゃないからこそ。

だから「洗脳」を軸にしてレビューを書こうと思いついた時、DVDと前後して観た報道番組のウクライナ情勢がふとシンクロして、そう言えばプーチンがやってる事はまさに……!と。

不謹慎だけど「しめた!」って思った次第です。これで面白いレビューが書けるぞ!って。



同じレビューするにしても作品によって熱量の差があり、思い入れの浅い作品だとそこまで考えずに書くけど、私もKT Jacksonさんが大好きなもんだから一生懸命考えました。可哀想にぃーっ!!(チュバチュッチュ!!)



これ以上書くと引かれちゃいそうだからやめときますw

KTさんの魅力は色々あるんだけど、私が真っ先に惹かれたのは笑いのセンス。文章も面白いけど画像のチョイスがまた抜群で、今回の記事におけるコレにも爆笑しましたw(無断転載)↓



一体どっから拾って来られたんだろう? 私も負けじと、こんな画像を日々ストックしてるワケです。↓




そんなワケで、末永くお付き合いさせて頂きたいブロガーさんです。

うさぎとベリーダンスとダラブッカ “KT Jackson LOVES Lapin”【公式】

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うさぎ好きベリーダンサーの、ダンスとは無関係の雑記帳。 バカらしくてあなたの悩みが小さくなりまっせ。【うさぎとベリーダンスとダラブッカ “KT Jackson LOVES Lapin”【...

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PS. 「俺ジナル」っていうのは雑誌「映画秘宝」からのパクリですm(_ _)m



 

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『クロステイル /探偵教室』#01

2022-04-11 15:55:30 | 探偵・青春・アクションドラマ

2020年春シーズン、フジテレビ系列の土曜深夜「土ドラ」枠でスタートした、八津弘幸さんのオリジナル脚本による全8回予定の連続ドラマ。

現在就活中の主人公=匡(鈴鹿央士)が、失踪した売れないミステリー作家の父親(板尾創路)を探そうと探偵社を訪れるも、調査料金が高すぎてあえなく断念。

だけどその探偵社が経営する「ジョーカー探偵学校」で探偵志望の生徒を募集してることを知り、自分で父親を見つけるべく入学するのでした。



探偵物と聞けば「また謎解きゲームかよ!」って思っちゃうワケだけど、この主人公たちが学ぶのは尾行や張り込み等のリアル、かつ地道な調査テクニックであり、扱う案件の大半は浮気調査や家出人探しだったりして、密室殺人のトリックを推理するような機会はまず無さそう。そこが新鮮で面白い!

別に誰かを殺さなくたってドラマは創れるワケで、浮気や家出にだって解けない謎はいくらでもある。そこに眼をつけた八津弘幸さんは偉い!

父親役が板尾創路さんで、鬼教官として登場するのが元プロレスラーの高田延彦さんだったりもするけどw、過度にウケを狙ったりせず、シリアスとユーモアのバランスが絶妙なんですよね。



そこは主役の鈴鹿央士くんが芸達者であるお陰かも知れません。エキストラとして参加した映画の撮影現場で、なんと広瀬すずさんの眼にとまりスカウトされた!という逸話の持ち主。すでにいくつもの新人俳優賞を受賞済みで、事務所の威光だけで主役を張れるジャニーズの人たちとはワケが違う。



そして匡と同期入学の生徒でヒロインの朋花に、堀田真由さん。同じく生徒の1人でクールビューティーな純子に、篠田麻里子さん。



さらに探偵学校の謎めいた校長に檀れいさん、盗聴&盗撮のスペシャリストとして第2話から登場する女性講師に冨樫真さん、天然キャラな匡の母親に山口香緒里さんが扮しておられます。



最終回まで私を引っ張り続ける力があるかどうかは未知数だけど、殺人事件の犯人当てゲームだけがミステリーじゃない!ってことを言いたくて取り上げました。

セクシーショットは堀田真由さん、冨樫真さん、篠田麻里子さん、山口香緒里さんです。


 

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『特捜9』5ー#01

2022-04-09 12:17:03 | 刑事ドラマ2000年~

2022年春シーズンの新番組がぼちぼち始まってます。と言ってもこの『特捜9』(テレビ朝日系列・水曜夜9時枠) は前身の『警視庁捜査一課9係』スタートから16年目!という長寿シリーズ。『特捜9』としてはシーズン5、通算すると17シーズン目に当たります。

だから新鮮味は無いし、はっきり言って初回は全然面白くなかったんだけど、レギュラーメンバーの交代があったので記録としてレビューしておきます。



旧シリーズから不動のレギュラーは、警視庁捜査一課特別捜査班メンバーである井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正に加え、監察医の原沙知絵、イノッチ妻の中越典子。

そして渡瀬恒彦、寺尾聰からバトンを引き継いだ係長の中村梅雀に、今やすっかり売れっ子になっちゃった新米刑事の山田裕貴。



今回はどうやら、この山田くん扮する新藤刑事の怪しげな「裏の顔」がサイドストーリーとして描かれるみたいだけど、なんで今さら?って思うし、いつも書いてるように、そんな小賢しい謎設定で興味を引くんじゃなくて、1本1本のストーリー、その内容の面白さだけで勝負せえや!って私は思う。

そういう点で今回はホントに酷かった。特捜9らしい躍動感が無く、なんかやけにダークな要素が入って来て『相棒』やら『刑事7人』やらに雰囲気が近づいちゃってるように感じました。

それら主流の謎解き「紙芝居」番組とはひと味違う、独特なフットワークの軽さが『特捜9』の魅力だと私は思ってたので、今さらダークな作風に舵を切っちゃうのは如何なもんか? マンネリ対策にせよ方向性が間違ってませんか?って言ってやりたいです。



で、前シーズン最終回で捜査支援分析センターへ異動となった村瀬刑事(津田寛治)に代わり、どうやら特捜9の新メンバーとなりそうなのが、今のところ品川東署の捜査課に所属する新米刑事=高尾由真。演じるのは「乃木坂46」の元メンバー、深川麻衣さん。

アイドルグループ出身とはいえ10年近い女優のキャリアがあり、舞台演劇で主演もされてるだけあってしっかりした芝居をされてます。

恐らく村瀬の相棒だった小宮山刑事=羽田美智子さんと女性どうしのペアを組むでしょうから、今後の『特捜9』が私にとって面白い作品となり得るかどうか、この深川麻衣さんに懸かってると言っても過言じゃありません。



そして初回ゲストが女優兼ファッションモデルの黒崎レイナさん。この方も若くして10年近いキャリアをお持ちで、『やっぱりおしい刑事』や『欠点だらけの刑事』等、なぜか残念な刑事が主人公のドラマにばかりゲスト出演されてますw

もちろんセクシーショットは深川麻衣さんと黒崎レイナさん。初回が面白くなかったのにレビューしたのは、この素晴らしいグラビアを載せる為に決まってます。↓


 

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「月9は惜しかった」

2022-04-07 00:30:12 | 日記

今季の連ドラで全話欠かさず観たのは月9の『ミステリと言う勿れ』だけで、当然もういっぺんレビュー記事を書くつもりだったのに、最終回を観てその気が失せました。整(菅田将暉)とライカ(門脇 麦)の別れを描いた第10話には号泣させられ、意外とやるじゃん月9!って思ったのに、なんじゃ、あの最終回は?

私の眼から見れば魅力的とは思えないゲストキャラの我路(永山瑛太)が急に主役になっちゃって、整くんも途中から活躍するのはするんだけど我路のエピソードとは全然絡んで来ず、強引に泣かせようとする演出の悪癖もここに来て出まくりましたよね?(泣かせスイッチの主題歌が2回も流れてたし。人をパブロフの犬扱いすなっ!)

新米刑事=風呂光(伊藤沙莉)が、自分1人で何とかしようとせず、助けを呼んだからこそ「成長した」っていうのも、まぁ解らなくもないけどドラマとしては全然面白くない。

しかも、そんな彼女の成長を認めるのが前回登場したばかりの、よその署の刑事(船越英一郎)ですよ! あんた、風呂光の何を知ってんねん!?って思うから全然ピンと来ない。この件にも整くんは絡んでないし!

で、挙げ句の果てに我路のエピソードは解決しないままで、あからさまに続編か劇場版にバトンを託してジ・エンド。ナメとんのかわりゃあああーーっっ!?



最終回以外はホントに面白かったし、整やライカのキャラクターも魅力的だったのに、構成や演出が凝り過ぎてるというか、創り手が気取ってる感じがするのは初回から気になってました。

例の「泣かせスイッチ」といい、このドラマで私が気に食わなかった要素だけを全部集めたような最終回。って事は、それこそが創り手の一番やりたかった事なんでしょう、きっと。気が合いませんな!

うまく付き合って行ける自信が無くなったんで、私は続編も劇場版もたぶん観ません。どんなに面白くても好きになれなきゃ仕方がない。どんなにステキな人でもウマが合わなきゃ付き合えませんから。

そんなワケで、今回のセクシーショットはこれ。贅沢ぬかすなああーーっっ!!! ↓


 

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『恋せぬふたり』最終回

2022-04-04 14:44:09 | TVドラマ全般

全部ちゃんと観たワケじゃなくレビューする気は無かったんだけど、最終回を観て「これは是非このブログで記事にしなきゃ!」と思い直しました。

2022年冬シーズン、NHK総合の月曜深夜「よるドラ」枠で全8話が放映された、吉田恵里香さん脚本による30分ドラマ。他者に恋愛感情も性的欲求も抱かない「アロマンティック・アセクシュアル (略してアロマアセク)」をテーマにした作品です。



ヒロインの咲子(岸井ゆきの)は天真爛漫な性格で異性からも同性からも好かれるタイプなんだけど、アロマアセクであるがゆえに何かと疎外感を味わう日々。

で、ルームシェアを約束した親友=千鶴(小島藤子)に「元カレと寄りが戻ったから」とドタキャンされ、困ってる時に同じアロマアセクの男性=羽(高橋一生)と出逢い、恋人や夫婦じゃなく「家族 (仮)」として同居する事になるのでした。



とても興味深い内容で、ナイス・キャスティングだし実際観れば面白いんだけど、当初レビューする気が無かったのは「どうせ最後はくっつくんでしょ?」って思っちゃったから。そこはもう、今までさんざん「恋愛至上主義」を我々に押しつけて来たテレビ屋さんたちの自業自得です。

ところが、この作品は違ってた! 恋愛にもセックスにも本当に興味ない人だっているし、恋愛や結婚の成就だけが幸せの形じゃないっていう主張を、みごと最後までブレずに貫いてくれました。素晴らしい! ほかの凡庸な恋愛ドラマ群と一緒にしてホントごめんなさい!



恋愛感情なしで同居する男女の在り方を、それぞれの家族や同僚、元交際相手など「世間」の連中はなかなか理解しようとしないんだけど、ふたりはメゲずに頑張り、理解を勝ち取っていく。

でも、それだけじゃ私はやっぱレビューしなかったと思います。恋愛感情抜きにせよ、誰かと絆を結び、共に人生を歩むことが最高の幸せだと言うなら、結局これまでのドラマと何も変わらないから。

ところが本作のヒロイン=咲子は、最高にウマが合う相手との、最高に居心地良い同居生活すら、最終回で(前向きな理由により)手放し、独りきりの生活を選ぶんですよね! これには驚いた!

同居人の羽には「野菜王国をつくりたい」っていう幼い頃からの夢があり、ひょんな事からそれが実現しそうになるんだけど、咲子との心地よい生活を続けたい彼は諦めるんです。

でもそれは「ベターかも知れないけどベストじゃない」と感じた咲子は、羽に行かせちゃう。「離れて暮らしても、家族は家族だから」って。

そんな彼女の選択にも「世間」は驚き、相変わらず理解に苦しむワケだけど、咲子は意に介しません。

「私の人生に何か言っていいのは私だけ。私の人生を決めるのも、私だけ」

まったくもって、その通り! 私は拍手喝采です。



まぁしかし、離れてはいても2人の絆は強いし、現代ですからスマホでいつだって対話出来ちゃいますから、私がこのブログで再三推奨してる「サイコーの孤独」にはまだ程遠い。

独りぼっちをハッピーエンドとして描くドラマと出逢えるまで、果たして私が生きていられるかどうか、甚だ疑問であることに変わりはありません。

でも、少しずつ近づいてはいますよね。恋をしない人生のチョイスを100%ハッピーエンドとして描いたドラマは、これまで無かったんじゃないですか?



今や同性愛もごく自然に描かれるようになりました。咲子の親友だった千鶴がルームシェアをドタキャンした本当の理由は、彼女が咲子に対して恋愛感情を抱いてしまったから。恋をしない咲子と一緒に暮らすことに、耐える自信が無かったからなんですね。

レズビアンとアロマアセクっていう、少数派どうしの組み合わせならではの悲劇。世間すなわち多数派の皆さんはもうちょい……いや、もっともっと少数派を理解する努力をし、優しく見守るべきです。このドラマにはそういうメッセージも込められてました。

今やもう、どの民放局よりもNHKさんが進んでますよね。アロマアセクの苦しみなんてスポンサー(一般企業の偉い連中)すなわち頭の硬い老人たちに理解出来やしませんから、民放じゃこんなドラマは創りたくても創れません。いつまで経っても恋愛至上主義、みんなで仲良くだけがハッピーエンド♪ってな世の中で、破滅です。



岸井ゆきのさん、小島藤子さんのほか、結婚して子育てしながら夫の浮気に悩まされる、典型的なマジョリティー人生を送る咲子の妹に、北香那さん。過去に羽と色々あったらしい女性(そのエピソードは見逃しました)に、菊池亜希子さん。

そして咲子の母親に西田尚美さん、父親に小市慢太郎さん、咲子の元カレに濱正悟くんが扮してます。

その元カレと咲子が付き合うようになったキッカケが、地下アイドル「サニーサイドアップ」の推し活動。同じ「よるドラ」枠で2019年に放映され、このブログでも大絶賛した『だから私は推しました』の楽屋オチですよねw

岸井ゆきのさん&高橋一生さんはこの春、それぞれ刑事ドラマの新作に出演されますから、このブログにもすぐ再登場される事でしょう。楽しみ!


 

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