屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

「二位でもいいのでは・・」

2009年11月26日 | 旭川の風景


事業仕分けには無駄な予算を徹底して削減するという大義はあるにしても、
そのやり方は拙速にすぎるのではないか。

「二位でもいいのでは・・」

演算性能世界一を狙うスパコンプロジェクトに対する蓮舫議員の発言はあまりに短絡的であった。
ノーベル賞受賞者など科学者から痛烈な批判を受けて
蓮舫さんは「プロジェクト担当者の説明がわるい」と責任を転嫁しているようだが、
先ず国会議員として不見識な発言を詫びるべきだろう。

詳しくは うさログ をご覧ください。



三ヶ月ごとの内視鏡検査は無事OKであった。
昨日までは”青菜に塩”、今日は”仕分け批判”なのだから、少しは元気が出てきた証拠である。

四年前は検査のあと、こんな歌を詠んでいたが、
これからは四ヶ月を三ヶ月に直さなければならないけどね。
 
 見上げればまた四ケ月の元気持つ
     辺境の地の透けた秋空



神楽岡のエゾリス

2009年11月25日 | 旭川の風景


神楽岡公園を歩いていたら、あれっ、エゾリスだよ・・
近づきすぎると逃げてしまうだろうし、ちょこまかと動きが素早くて、
なかなかピントがうまく合わない。
一歩二歩三歩、そろそろと前へ進みながら、

「少しだけじっとして、お願い!」

思わず小声でつぶやいたら、ほんとうに声が聞こえたのか、
すくっと立ち止まると、わたしのほうをほんの少しだけ確かめてくれた。

「ありがとう!」

気取りやさんのエゾリス君のおかげで、可愛い姿をおさめることができて満足である。









北鎮記念館 「銃口」の歴史

2009年11月24日 | 旭川の風景


少し日暮れてきた護国神社・・
街の中の神社の境内なのに、人っ子ひとりみえなくて寂しい気もするが、
晩秋から初冬へ、そんな季節の端境のなかを行ったり来たりしていた。

護国神社の向かいに陸上自衛隊の駐屯地があって、
この一角の北鎮記念館・・
北海道の防衛と開拓に携わった屯田兵や旧陸軍第七師団の歴史を物語る資料が多数展示されている。



「銃口」 を読み進めることが辛くなってきた。
ご自分で軍国少女であったという三浦綾子さんの悔恨がこの小説を書いた動機だということである。
銃をもったことのない著者がなぜ中国や韓国の方に土下座!してまで謝りたいと思ったのか、
それがどうしても納得できなくて・・

太平洋戦争終了後、
日本は平和憲法を盾にあらゆる戦いを忌避してひとりの戦死者もだしてこなかったが、
果たしてこれが世界に誇り得ることなのか、そんなことを考えながらお参りしていた。

一昨年亡くなった父は極寒のシベリヤ抑留のことを話すことはあったが、
戦争について語ったことはない。


護国神社に参拝する

2009年11月23日 | 旭川の風景


旭川の護国神社・・
昨年は秋深くなって紅葉を撮りにきたことがあるが、
いま、境内に入ると先日の雪が溶けきれぬまま残っていた。



運転免許を更新してきた。
今年の夏に事故を起こしたので、ゴールド免許はないと思っていたが、
なんと優良運転手のまま更新できたから、いささか面映い。

安全運転を誓って、護国神社に参拝したわけである。



寂しい街 旭川の夕暮れ

2009年11月21日 | 旭川の風景


旭川平和通買物公園・・

戦前は師団通りであったが、戦後は平和通りと呼ばれるようになった。
昭和47年、駅前から八条通りまでの一キロに至る恒久的な歩行者天国が開設された。
その当時は歩行者天国のモデルとして注目されたものである。

しかし、いまは人通りも少なくなって、丸井さんも撤退したし、寂れた街になってきたと思う。

お腹が空いて、蜂屋のラーメンにしようかと思ったが、
五条まで歩くのは雨に濡れそうなので、すぐ目の前の machibar に寄ることにした。
オムカレー(珈琲付)780円、これが予想外?に旨い旨い。


若山牧水 春光台にたつ

2009年10月29日 | 旭川の風景


 野ぶどうのもみぢの色の深けれや
    からまつはまだ染むとせなくに

                若山牧水


春光台に訪れたときに詠んだという若山牧水の歌碑があった。

キタキツネがひょこっと姿を出してこちらをみている、
お互いに何秒か見つめあっていたが、
そのうちぷいと藪のなかへ消えてしまった。

 ふるさとの小径にゆれる木漏れ日を
    七つ八つのわれは追いゆく

                春




春光台から旭川市街を眺めた。
秋晴れのなか十勝岳連峰が壮大な姿を誇示している。
思いっきり望遠で撮ったので、
全体に画像が霞んでしまったね。

右から主峰の十勝岳、美瑛岳、美瑛富士(左端)、オプタテシケ(画面ではみえない)とつづく。
そして、有名なトムラウシ~旭岳を主峰とする大雪山連峰と大パノラマがうかがえるのである。



狼星の所在も知らず

2009年10月26日 | 旭川の風景


 狼星をうかがふ菊の夜更かな       宮沢賢治

 狼星の所在も知らず男郎花            春

狼星とはシリウスのことである。

ボスさんがオリオン座流星群を見事にとらえています。
その迫力の画像は 満天の星空 をご覧ください。




そろそろ帰ろうかな。
「熊に注意」の看板、クマさんの影に勝手に驚いて転んでしまったが、
まあ落ち葉のうえでよかった。



広い駐車場にはフォレスターが一台だけ、
道理で静かな”21世紀の森”であった。


あっ、ヒグマだ!

2009年10月24日 | 旭川の風景


錦秋の森のなかを、
夢ごこちで歩いていたところ、うしろでガサガサと音がする。
何気に振り返ると大きな根っこが熊に見えて、どっきり・・

「あっ、クマ~・・じゃないか」
”幽霊の正体みたり枯れ尾花” まさにその格言どおりである。

自分の臆病さに苦笑いする暇もなく、
濡れた落ち葉にかかとが滑ってつるり!
思いっきりひっくり返って、したたかに腰をうったが、柔らかな落ち葉のうえが幸いした。

というわけで、身も心も紅葉の秋にひたった一日であった。




21世紀の森を歩く

2009年10月23日 | 旭川の風景




旭川から約30kmの山中に位置する「道立旭川21世紀の森」は大雪山連峰の山麓に続く、
自然豊かな森林地帯を活用し、
自然学習やスポーツ、レクリェーションを通じて森に親しむ事のできるところである。


夕方近くなって、森の奥深く入るのはコワイ!
熊よけの鈴は持ってないし、ひとり歩きは危険だよ。

でも、紅葉や黄葉や、そして緑の葉がときどき風にそよいで、
あたりの空気までがやわらかな秋の匂いに染まって・・
そんな豊潤なかおりにつられて柔らかな落ち葉をたどってゆくうちに森の熊さんのことはすっかり忘れてしまった。




Windows 7 発売になる

2009年10月22日 | 旭川の風景


Windows 7 が発売された。
どうしたらよいか、こころは揺れ動くが、しばらく模様眺めというところだね。

今夜からオリオン座流星群が観測できる。
いまの時間は晴れているが、
まだ東の空には流星群らしきものはみえない。

タイトルの背景写真を愛車のフォレスターに変更・・



21世紀の森の駐車場・・
車が一台しか停まってない、こんなおっかない立札をみると尻込みしてしまう、
紅葉の森が目の前にあるからね、思い切って入ってみよう。