屯田物語

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神楽岡 やがて寂しき雪のなか・・

2005年11月22日 | 旭川の風景


神楽岡公園の朝
撫でるような風とはいえ、やはり寒い朝、
何人かの子供たちが写生道具をかかえて歩いていく、
なにを描くのだろうか、彼らの行く道をそっと眺めていた。

これから、神楽岡はやがて寂しき雪のなか、
すっぽりと深い雪に埋れてしまう。

雪が解けて、桜が咲いて、そしてニリンソウが神楽岡の野一面に咲くとき、
やっと北国の春となる。
これから長い冬を迎える前、ひとときの神楽岡の朝であった。


(今年春の神楽岡、ニリンソウの群れ)