屯田物語

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夢をみる男の表情

2006年01月15日 | 日常
夢枕漠という作家をご存知であろうか。
彼の趣味は釣り。
「日本釣り紀行」という番組のなか、彼は島牧沖のアメマス釣りに挑戦する。
雪の舞い散るなか、
荒波が打ち寄せる砂浜でいつまでも棹を抛る。
夜は地元の釣り名人から仕掛けのジグ造りを教わり、
翌朝4時アメマス釣りに再度挑戦。
なんとかアメマスを一尾釣っただけであったが、
そのときの満面笑みの表情から嬉しさが伝わってくる。
五十五歳の子供のようなこころに屈託がない。
夢みる男(もちろん女も)の表情っていいなあと思う。

島牧のアメマス釣りはキャッチ&リリースが原則である。

島牧 といえば”漁火温泉”と”賀老の滝”(三年前の夏)、
日本の滝百選の一つである。



積丹半島西の河原の夕日、賀老の滝~漁火温泉の帰りであった。