屯田物語

フォレスターとα6000が
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たとえば君・・

2013年12月16日 | 日常


  たとえば君
  ガサッと落葉すくふやうに
  私をさらって行ってはくれぬか

 河野裕子 二十一歳、出会いのころ


以前、この歌に接したとき、素直で切れがある表現にいたく感心していたが、
あとで、「たとえば君」の君が出会ったころのご主人(永田和宏さん)だと知って、大いに納得したものである。
河野さんは六十四歳で亡くなった。乳癌であった。
歌を通じて知り合い、結婚してお互いを詠う歌をたくさんつくっている。
四十年にわたる相聞歌は愛しく優しく、
そして、河野裕子さん絶筆の歌がとても悲しい。

  手をのべて
  あなたとあなたに触れたきに
  息が足りないこの世の息が


本を何冊か借りて石狩図書館を出ると、外は凄まじいブリザード!
えぇ~い、なんとかなると思って車を走らせてみたが、なんと、道の境界がわからず、
吹き溜まりに思い切り突っ込んでしまった。
図書館で吹雪きが納まるまで少し待つべきであったと後悔しきり、
でも、無事に帰ることができてなによりである。