黒澤明監督の「天国と地獄」を観た。何回観たか憶えていない。
身代金が入った鞄を燃やすとピンク色の煙が発生する仕掛けになっていて、
モノクロ画面に突然立ち昇るピンクの煙!
犯人が近くに潜んでいることを示す衝撃的なシーンであった。
刑事たちが容疑者を尾行する横浜中華街、通行人役としてエキストラ出演?していたから、
このあたりを念入りに再生したが、自分発見に至らなかった。(^^;
「天国と地獄」の原作はエド・マクベインの「キングの身代金」、
「87分署シリーズ」のひとつである。
スティーヴ・キャレラ刑事と妻テディ、彼女は耳が不自由で言葉は話せない。
しかし、活発で行動的だが優しいこころの持ち主であった。
キャレラとテディ夫婦の魅力に嵌ってこのシリーズ全巻を読破したものである。