屯田物語

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古代史のロマン

2004年11月01日 | 日常
「熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」
額田王の歌ということは授業で教わったが、この歌の歴史的背景など知らなかった。
歴史検定のため古代史を学ぶなかで、この歌が百済救済(白村江の戦い)のため熟田津から軍船が出陣する様子を詠んだものであることを知ったとき、歴史の面白さ、楽しさを改めて感じた。
この軍船は最初難波津から船出したときは、中大兄・大海人両皇子や二人に愛された額田王も乗っていたらしい。
壬申の乱は、天智天皇の子、大友皇子と天智天皇の弟大海人皇子との皇位継承の争いであるが、額田王をめぐる男女の争いが遠因とする説もある。
それにしても、当時の天智天皇(中大兄)と天武天皇(大海人)を巡る相関図は複雑であり、現代人にはとても理解しがたいが、古代史のロマンは壬申の乱にあると思う。

写真は蘇我馬子の墓といわれる「石舞台」

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