もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

4747番:トニオ・クレーガー(1)

2024-09-12 22:31:27 | 日記

トーマス・マン 
『トニオ・クレーガー』

THOMAS MANN

TONIO KRÖGER

  
 ———————————【1】————————————————

  Die Wntersonne  stand  nur  als  armer  Schein,  
milchig  und  matt  hinter  Wolkenschichten  über  
der  engen  Stadt. 
 

———————————(訳)—————————————————

冬の太陽は.それは、ただ弱々しい光として厚い雲の背後から、
狭苦しい町の空に乳白色にくすんだ姿でたたずんでいた.


———————————〘語句〙———————————————

stand: (過去形) <stehen (自)ここでは「立つ」と
     いう意味が薄れ、sein 存在している、という意味
     にほぼ近い.
armer:(1格)<arm (形)  ❶貧しい ❷乏しい、
   わずかな、貧弱な
der Schein:{(_e)s/_e} ❶(複ナシ) 輝き、光(Lecht)
   ❷(複ナシ) 外見、見せかけ 
milchig: (形) 乳白色の、白く濁った
matt: (形) ❶ぐったりした、疲れ切った 
   ❷くすんだ、曇った
Wolkenschichten: = Wolken + Schichten =厚い雲の層
Wolken: (複) < die Wolke {_/_n}  雲
schichten: (複)  <die Schcht {_/_en}  層
über:(前置詞3,4格支配)(ここでは3格支配) 
engen:(形)(女弱3格)<eng  狭苦しい
     形弱は男1、女中14は「e」、あとすべて「en」

 

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4746番:サウンドオブミュージック(771)

2024-09-12 11:06:05 | 日記


サウンドオブミュージック(771)  
𝓢𝓞𝓤𝓝𝓓 𝓞𝓕 𝓜𝓤𝓢𝓘𝓒


———————【771】—————————————

  “ We   should   never   mention   at  home  
what  we  learn  at  school  now.”
  “ Mother,  listen  what  I  learned  in  school
to-day, ”  and   little  Rosemarie's  eyes  looked
frightened. “ The  teacher  said  Jesus  was  only
a  naughty  Jewish  boy  Who  ran  away  from
His  parents.   That's  all.   That  isn't  true,  is  
it,  Mother ? ”
 “ Mother,  the  teacher  wants  you  to  see
her  in  school, ” announced  Lorli,  the  proud
first-former.  
      

————————(訳)——————————————

  「 « 今、学校で聞いたことは、家に帰って話をし
てはなりませんよ.»だって.」
   「お母さん、きょう学校で聞いた話をするね.」幼
いローズマリーの目がおびえて見えました.「先生が
言うのよ、イエス様は両親を見捨てて家から逃げ出て
きたよくない人だって.それだけの人だって.そんな
の違うでしょ?、お母さん.」
  「お母さん、先生がお目にかかりたいから、お母
さんに学校まで来てほしいんだって.」栄えある1年生
のローリが報告しました.

    
 
————————⦅語句⦆————————————

前回の子供たちのセリフの続きから始まっています.
proud:(形) 誇りにしている
first-former:1年生   
Jesus:(人名) イエス 
naughty:(形) (子供について) 腕白な
   (大人について) よくない、  
Jewish:ユダヤ人     
Lorli:(人名、女子名) ローリ.初登場の家族メンバーですが、
   ローズマリーの妹.尚、後に単独歌手活動.
   Eleonore が公式名のようです.1952年に引退.

 

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4745番:さすらいの青春(473)

2024-09-12 09:20:24 | 日記


さすらいの青春(473)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼

   
———————【473】————————————

  ——Nous  partons,  répondit-il.   Cela  s'est
décidé  tout  d'un  coup.   A  cinq  heures,  
nous  nous  sommes  trouvés  seuls,  les  invi-
tés  ensemble.   Nous  avions  attendu  jusqu'à
la  dernière  limite.

            
.————————(訳)—————————————

  ——ぼくたちは出発するんだ、少年は答えた.
それは急に決まったんだ.5時にぼくたち招待客
だけが集まってね.ぼくたちは、最後の最後まで
フィアンセたちを待っていたんだ.


.———————⦅語句⦆————————————
      
tout d'un coup:突然     
seuls:(形、複) 自分たちだけ    
invité, e:(n) 招待客
ensemble:一緒に     
avions attendu:(直大過/1複)ずっと待っていた
attendu:(p.passé) < attendre (他) 待つ
dernière:最後の
limite:(f) 限界
jusqu'à la dernière limite:現界ぎりぎりまで

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4744番:さすらいの青春(472)

2024-09-12 06:04:38 | 日記


さすらいの青春(472)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼

   
———————【472】————————————

  Il  se  faisait  un  continuel  va-et-vient  de
cette   grande   cuisine-salle  à  manger   aux  
chambres  du  haut   et  aux  écuries.   Ceux
qui   avaient  fini   formaient   des  groupes 
où   l'on  se  disait   au  revoir.  
  « Que  se  passe-t-il ?   demanda  Meaulnes
à  un  garçon  de  campagne,   qui  se  hâtait
de  terminer   son  repas,   son   chapeau  de  
feutre  sur  la  tête   et  sa  serviette  fixée  à
son  gilet.
       
            
.————————(訳)—————————————

 こちらの食堂兼厨房から階上の招待客たちの各
部屋、そして厩舎へのひっきりなしの人の行き来
がありました.帰る準備の出来た人たちは行き先
毎にグループを作り、めいめいが別れの挨拶を交
わしていた.「これは一体何が起こっているの?」
モーヌは土地の少年に聞いた.その子は、フエル
ト帽を頭にかぶり、ナプキンをチョッキの胸に差し
ており、自分の食事を早く済まそうと急いでいた.
 

.———————⦅語句⦆————————————
      
se faisait:(直半過/3単) < se faire 
ただしここは非人称表現で
il se faire ~ :~ということになる、生じる、
   ~ということが起こる
Il se faisait un continuel va-et-vient:
   ひっきりなしの人の行き来がありました. 
continuel, le:(形) 連続的な、絶えず繰り返される
     頻繁な  
va-et-vient:(m)[複数不変] ❶往復運動、
    ❷(人の)行き来、往来、 
    ❸行ったり来たりすること 
cuisine-salle à manger:食堂兼台所  
chambres du haut:階上のそれぞれの部屋  
écuries:[エキュリ](f) 厩舎、馬小屋
avaient fini :(直大過/3複) (帰る準備が) 終わった
formaient des groupes:(直半過/3複) 
    帰る方向毎に)グループを作っていた  
où l'on se disait au revoir:
    そこでは「さよなら」を言い合っていた.  
« Que se passe-t-il ? » :一体何事なんだ?  
un garçon de campagne:農村出身の少年、土地の少年
†hâter:(他) (の時期を)早める、急がせる
se hâter:(pr) 急いで行く  
se hâter de + 不定詞:急いで~する、~しようと急ぐ
  En apprenant cette nouvelle, je me suis hâté de rentrer. /
 (アン ナプルナン セット ヌーヴェル, ジュ ム スュイ アテ ドゥ ラントレ.)
 この知らせを聞いて私は急いで帰った.
se hâtait de:(直半過/3単) その子は急いでいた 
terminer:(他) 終わる  
son repas:自分の食事  
chapeau de feutre:フエルト帽  
sur la tête:~をかぶって   
serviette:(f) ❶ナプキン、❷タオル、手ぬぐい、
   serviette de bain / バスタオル
   serviette en papier / 紙ナプキン
   ❸書類かばん、ブリーフ・ケース
fixer:(他) 固定する、取り付ける、 
fixé, e:(p.passé, 形)
sa serviette fixée à son gilet:
   ナプキンをチョッキに挿して
gilet:[ジレ](m) チョッキ、ベスト.
  

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4743番:サウンドオブミュージック(770)

2024-09-12 04:47:54 | 日記


サウンドオブミュージック(770)  
𝓢𝓞𝓤𝓝𝓓 𝓞𝓕 𝓜𝓤𝓢𝓘𝓒


———————【770】—————————————

  How  long  would  this  go  on ?   The  
children  came  home  from  school  saying
that  this  or  that  old  teacher  wasn't  there
any  more,  new  teachers,  even  a  new  
principal,  taking  their  places.
  “ This  morning  we  were  told  that  our
parents  are  nice,  old-fashioned  people  who
don't  understand  the  new  Party.   We  
should  leave  them  alone  and  not  bother.
We  are  the  hope  of  the  nation、the  hope
of  the  whole  world.
    

————————(訳)——————————————

  一体いつまでこういうことが続くのかしら?
子供たちは学校から帰ると、あの先生がこうで、
あの先生がこうなった、またある老先生はもう
学校にいなかった、代わりに新任の先生が数名
着任していただとか、新しい校長がやってきた
などと話しています.
 「今朝わたしたちは、こう言われたよ.わたし
たちの両親はいい人だけど考えが古く、新しい政
府のことが理解できないんだってさ.わたしたち
は親たちに構わず、面倒をかけてはいけないって.
わたしたちは国の希望だ、全世界の希望の星なん
だってさ.」

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