もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

4773番:雄鶏が鳴いたのよ(23)A

2024-09-15 19:26:38 | 語学

  
雄鶏が鳴いたのよ(23)
 Un Coq Chanta  


.————————【23】——————————————
  
  La  curée  se  fit  aux  flambeaux  par  une  
nuit  douce  et  mélancolique.   La  lune  jau-
nissait  la  flamme  rouge  des  torches  qui
embrumaient  la  nuit  de  leur  fumée  rési-
neuse.


—————————(訳)———————————————

 甘くもあり物悲しくもある夜の時に松明の明り
で犬たちに獲物の分配がなされた.松明の赤い炎
を黄色に塗り変えるほど、月が明るく照っていた.
その月の明りは松明から出る樹脂の煙で夜を霧の
中に包んでいた.
   
   
.————————⦅語句⦆——————————————
     
curée:(f) 猟犬に与える獲物の分け前
    (主に内蔵)  
se fit :(直単過/3単) < se faire :辞書不掲載語
   「獲物の分け前が自分自身を作る」とは
   分け前が分配された、ということだと思
   います.  
flambeaux:(m) 松明  
par une nuit douce et mélancolique:
      甘くもあり物悲しくもある夜の時に
jaunissait:(直半過/3単) < jaunir (他) 黄色くする
flamme:(f) 炎、火炎  
rouge:(形) 赤い
torche:(f) 松明、トーチ
embrumaient:(直半過/3複) < embrumer (他)
embrumer:(他) 霧で包む  
fumée:(f) 煙  
résineux, se:(形) ❶樹脂を生ずる、樹脂の、
    ❷樹脂のような
      

 

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4772番:トニオ・クレーガー(6)B

2024-09-15 14:21:48 | 語学

 
トニオ・クレーガー(6)


————————【6】————————————————

  Tonio  verstummte,  und  seine  Augen  
trübten  sich.   Hatte  Hans es  vergessen,  
fiel  es  ihm  erst  jetzt  wieder  ein,  daß  
sie  heute  mittag  ein  wenig  zusammen 
spazierengehen  wollten ?   Und  er  selbst  
hatte  sich  seit  der  Verabredung  beinahe  
unausgesetzt  darauf  gefreut !


————————(訳)———————————————

 トニオは黙り込んだ.目が曇った.《ふたりは
きょうの午後一緒に散歩をしようと言ったことを
ハンスは忘れていたのか? 今思い出したのか?》  
そしてトニオ自身はその約束をして以来、片時も
忘れずずっとそれを楽しみにして来たのだ.


————————〘語句〙——————————————

verstummte:(過去3単) 
    <verstummen (自/s) ❶(突然)黙り込む 
    ❷(音が)鳴り止む、とだえる
trübten sich:(過去3単) 
    <sich trüben (再) 曇る、濁る、
          (気分などが)暗くなる
fiel…ein:」(過去) 
   <ein/fallen (自/s) (3格の)念頭に浮かぶ
   (3格)に思いつく、
   (3格が)(ある事を)思い出す
    Ihm fällt immer eine Ausrede ein. / 
      彼はいつも口実を思いつく.
    Sein Name fiel mir gar nicht ein. /  
      私は彼の名前がまったく思い出せなかった.   
die Verabredung:(EN式)❶会う約束 
   ❷取り決め、申し合わせ.     
beinahe:(副) ほとんど、もう少しのところで、危うく
unausgesetzt:(形) 絶え間のない、不断の    
er selbst hatte sich darauf gefreut:
   彼自身、そのことを楽しみにしていた
   「sich⁴freuen auf + 4格(先のこと)」
   4格を楽しみにしている

 

 

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4771番:日記 9月15日(日)~16(月)

2024-09-15 12:25:32 | 日記

日記 9月15日(日)

 

ピンポ~ン鳴ったので玄関に出ました.

 

ご近所の世話役:敬老の日のお祝いをもってきました.

ゴタぴょん  :え?うちには、老人はいません...あ、おれか?

 

  【教訓】人は不意を突かれると、本音が出る.

   おいら、本音はまだ若いと思っている決定的証拠だった.

   おいらの本音は、「わたしは70歳の美少年.」 

 

で、その自称、美少年は今、接着剤で背表紙が本体からはがれた

辞書を、くっつけているところ.この3年間、辞書を引きまくりました.

そしてボロボロになりました.将来は辞書を食べると、自動的に

すべて頭に入る、という「食べる辞書」が発明されるかもしれない.

 

一番つらいのは辞書はボロボロになるわ、頭には何も残っていないわ、

という最悪の状況だが、現在、無情にも、ほぼそういう状態である.

 

もっと若い時に、学校時代にこれだけがんばっておれば、両親も

先生も喜んでくれただろうなあ、と思うが後の祭り.両親も先生も

あちらの世界に片道切符でご旅行中.で、もし先生が仮にこの世に

戻ってきたら、聞くだろうね.

 

先生:おい、ゴタ、今頃勉強してどうするつもりだ?

ゴタ:よくぞ聞いてくれた、先生.ぼくは来世、モーパッサンになるんだ.

先生:いやいやモーパッサンにはなれないが、そういう人物になるのだな?

ゴタ:モーパッサンになって「女の一生」を書くのだ.

先生:わけのわからんことを言うな!「一生の女」を書いて

   今度こそ一生、嫁と仲良く暮らせよ!

 

【教訓】先生は死んでからでも説教する.

 

学校時代は

「勉強なんてアホのすることさ」

と言って遊びまくっていたが、

今や、自分の吐いた言葉通り「アホ」

になっております.

 

実に、「勉強しなさいよ」

と言っていた母がいなくなって20年後、

ようやく、母の言葉を実行しておりますが、

時すでに遅し!

この年齢になっては、入る学校はありません.

 

9月16日(月)

——途中までの学習だという宣言をしたのだけれど、

  「レ・ミゼラブル」にアクセスが来るわあ!

   どうする?

 

——がんばっちゃう!

 

——1800ページだけど?

 

——現在29ページ目ですけど.

 

——がんばっちゃう!だってね、こんな拙いブログを見てくださるなんて

  感謝感激じゃないですか.只今15名のかたが見てくださっています.

  この方々と共に読んでいきましょう.この15pvというのは

  回数なので、実数人数は10名ほどかな.学習仲間たちだと

  思うのではげみになります.

 

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4770番:トニオ・クレーガー(5) B

2024-09-15 11:10:20 | 語学


トニオ・クレーガー(5)

    
——————————【5】————————————————

   » Kommst  du  endlich,  Hans ? «   sagte  
Tonio  Kröger,   der  lange  auf  dem  Fahr-
damm  gewartet   hatte;   lächelnd  trat  er
dem  Freunde  entgegen,  der*  im  Gespräch  
mit   anderen   Kameraden   aus  der  Pforte 
kam   und  schon   im  Begriffe   war,  mit  
ihnen  davonzugehen... » Wieso «   fragte  
er  und  sah  Tonio  an...  » Ja,  das  ist  
wahr !    Num   gehen    wir   noch   ein 
bißchen.« 


——————————(訳)————————————————

  「やっと来たか、ハンス君?」ずっと路上で待
っていたトニオ・クレーガーが微笑しながら、友
人に歩み寄って声を掛けた.その子は他のお友達
と話を交わしながらが校門から出てたのでした.
そしてすでにその場を離れようとしていたのでし
た....「どうして?」ハンスはトニオを見据えて
尋ねました.「ああ、その通りさ!さあもう少し行
こう」」
 


——————————〘語句〙———————————————

der Fahrdamm: [変E式] 車道、車線 (=Fahrbahn)
    車道と言っても、この作品が発表された1903年
  は、馬車道のことで、路上で人が立っていても不自
  然ではない.今の時代、車道に立っているとおまわ
  りさんにしかられます. 
trat: (過去)<treten ❶(自/h)ける ❷(自/s) 踏む 
   ❸(自/s) 歩み出る
entgegen/treten:(自/s) (偏見・病気など³ に) 
   立ち向かう
     本文では、もっといい意味(友人を)迎合する
   という意味で使われています.
der*: dem Freunde の先行詞.しかしここを訳し上げると
   文が長くなるので、一旦切ります.試験では切らず
   にそのまま忠実に訳した方が無難かもしれません.
das Gespräch: [E式] 会話 im Gespräch sein  
   話題に上っている
die Pforte: [弱] (小さい)門 
der Begriff: [E式]❶概念 ❷理解、把握
   im Begriff sein [zu 不定詞句と] 
   まさに~しようとしている
mit ihnen:  彼らと
wieso: (疑問副詞) なぜ、どうして
    Wieso weißt du das ? / 
    どうして君はそれを知っているの?   
wahr: (形) ほんとうの 
    Ist das wahr ? / それはほんとうなんですか?

 

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4769番:さすらいの青春 (480)A

2024-09-15 08:00:37 | 語学


さすらいの青春(480)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼

   
———————【480】———————————

A  mesure  qu'il  s'éloignait,  Meaulnes  enten-
dait  monter  leurs  airs  de  cabaret,  dans  ce
parc  qui  depuis  deux  jours  avait  tenu  
tant  de  grâce  et  de  merveilles.
    
  
.————————(訳)—————————————

その食堂を離れては見たが、離れるにつれ、今度は
酒場の歌が湧きあがるのをモーヌは聞いた.それは
2日前にはあれほど風情のある素晴らしかった庭園
の中から聞こえてきた.
     
  
.———————⦅語句⦆————————————
      
à mesure que + 直説法:~に応じて、
        ~につれて次第に
  À mesure qu'il buvait, ses propos devenaient 
    incohérents. / 飲むにつれて彼の言葉は支離
  滅裂になった. 
  À mesure qu'il prend de l'âge, son caractère 
    s'aigrit. / 年を取るにつれて、彼の性格は
  むずかしくなる.   
s'éloignait:(直半過/3単) < s'éloigner (pr)  
s'éloigner (pr) [de から]遠ざかる、離れる、別れる 
éloigner (他) [de から]遠ざける、引き離す、
entendait:(直半過/3単) < entendre (他) 
entendre:(他) 聞こえる、聞く、わかる、理解する  
monter:(自) 登る、昇る、上がる 
air:(m) 歌、メロディー、節 
cabaret:(m) キャバレー、ナイト・クラブ
parc:(m) 庭園
avait tenu:(直大過) 保っていた、元々~だった 
grâce:(f) 優美、優雅さ、雅趣、風情.

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