語学学習日記です.そこらのおっちゃんが書いてます.怪しいよ!眉唾物です.

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

4857番:雄鶏が鳴いたのよ(28)

2024-09-26 20:57:44 | 語学


雄鶏が鳴いたのよ(28)
 Un Coq Chanta  


.————————【28】——————————————
       
  Et  tout  de  suite,  ils  s'embrassèrent.   Ils
allaient  au  pas,  au  petit  pas,  sous  les  
branches  presque  dépouillées  et  qui  lais-
saient  filtrer  la  lune; et  leur  amour,  
leurs  désirs,  leur  besoin  d'étreinte  était  
devenus  si  véhéments  qu'ils  faillirent  
choir  au  pied  d'un  arbre.

  
—————————(訳)——————————————

 そしてすぐに二人は抱擁し合った.彼らは歩い
て行った.ゆっくりと木の枝の下に歩いていった.
枝にはほとんど葉がなく、月の光をしみ込ませて
いた.そしてふたりの愛と欲望、抱擁への欲求が
あまりにも激しかったので、彼らは木の根元に危
うく倒れ落ちかけた.
     
   
.————————⦅語句⦆——————————————
      
s'embrassèrent:(直単過/3複) < s'embrasser (他) 
s'embrasser:(他) キスする、接吻する、口づけする、
    抱き合う、
allaient:(直半過/3複) < aller (自)  
au pas:並足で;(車が)徐行して
   cheval qui va au pas / 並足で行く馬、
   L'autobus a roulé au pas. / バスは徐行した.  
au petit pas:ゆっくりと
sous les branches:木の枝の下を  
presque:ほとんど 
dépouillé, e:[デプイェ](形) 葉の落ちた、裸の、
   arbres dépouillés / 裸の木 
laissaient:(laisser/3複) 
filtrer:(他) ろ過する、濾す
lune:(f) 月  
besoin:(m) 必要、欲求、  
étreinte:[エトラント](f) 抱きしめること、抱擁  
devenus:(p.passé/pl) < devenir (自) 
devenir + 形容詞:~になる
    Cette jeune fille devient de plus en plus jolie. /
    この娘はますますきれいになってきた.
véhément, e:(形)[文] 熱烈な、激しい 
faillirent:(直単過/3単) < faillir 
faillir + 不定詞:危うく~しそうになる. 
choir:(自)【laisser choir】【faire choir】 
    ❶[文語、古風表現] 落ちる、倒れる、
   失墜する;
    se laisser choir sur une chaise /
    椅子にくずれるように腰をおろす 
au pied d'un arbre:木の根元に


.—————————≪文法≫—————————————

      faillir  単純過去
je faillis [ファィイ]——nous faillîmes [ファィイーム]
tu faillis—————  vous faillîtes [ファィイット]
il faillit—————— ils  faillirent [ファィイール]

 

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4856番:サウンドオブミュージック(789)

2024-09-26 06:17:56 | 語学


サウンドオブミュージック(789)  
𝓢𝓞𝓤𝓝𝓓 𝓞𝓕 𝓜𝓤𝓢𝓘𝓒


———————【789】—————————————

  Then  we  came  to  the  most  famous  
picture  in  the  House,  for  which  a  whole
wall  was  reserved: the  Führer  in  medie-
val  armour  on  horseback,  sword  in  hand.
In   passing   by   this  picture,   one   was  
obliged  to  salute  it  with  raised  arm,  pro-
nouncing  ehthusiastically: “ Heil  Hitler.”
Georg  didn't  want  to  pass  by; he  didn't
want  to  see  any  more.   He  had  had  
enough.   Seeing  me  linger  behind,  he  
said  impatiently  and  dangerously  loud:   
      
                       ’ ’
————————(訳)—————————————

 さて私たちはこの美術館で最も有名な絵のと
ころにやって来ました.この絵のために壁一面
専用されていました.ヒューラーが、甲冑姿の
中世の騎士で描かれており、馬に乗り、手には
剣を持っていました.この絵の所を通り過ぎる
ときには、この絵に片腕を上げて挨拶すること
が義務付けられていました.しかも「ハイル・
ヒトラー」と熱狂的な声を上げることになって
いました.ゲオルクはもうこれ以上絵は見たく
ないと言います.もううんざりだと言っていま
した.背後でうろついていた私に、ゲオルクは
いらいらして、それも危険にも大声で、こう言
ったのです:
 

.———————⦅語句⦆————————————
    
enthusiastically:熱狂的に

 

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4855番:さすらいの青春(507)

2024-09-26 05:32:44 | 語学


さすらいの青春(507)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼


———————【507】———————————
        
  « Vous  pouvez  monter,  répondt-il  aux  
explications  d'Augustin,  nous  allons  dans
cette  direction. »

.————————(訳)—————————————

 モーヌの話を聞くと、「お乗りなさい.わしらも
その方面に行きますから」、とその御者返事を返し
た.

         
.——————— ⦅語句⦆ ————————————
   
Augustin:(人名) オーギュスタン、モーヌの個人名.
   Augustin Meaulnes が姓名だが、日本と違い仏文
   学ではMeaulnes ばかりを多用しない.たとえば
   協奏曲が主旋律を変形して繰り返すように、モ
   ヌもオギュスタン、兄者生徒、脱走生徒という
   ように主人公名が次々変形展開される.これも
   作品を味わうもうひとつの楽しみのようです.

 

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4854番:(英語)ボヌール・デ・ダム百貨店(3) おあいそ投稿(中止学習)

2024-09-26 03:27:54 | 語学


ボヌール・デ・ダム百貨店(3)
エミール・ゾラの作品より
Au Bonheur Des Dames
Émile Zola 


—————————【3】————————————————
   
But  when  she  finally  arrived  at  the  Place
Gaillon,  the  girl  stopped  dead  in  surprise:
 “Oh !” she  exclaimed. “Take  a  look  at
that,  Jean !”
  They  stayed,  rooted  there,  pressed  
against  one  another,  dressed  entirely  in  
black: they  were  using  up  the  old  
clothes  that  had  worn  in  mourning  for
their  father.  
 
 
—————————(訳)———————————————
     
しかしようやくドゥニーズがガイヨン広場に出た
ときには、驚きのあまり突然立ち止まりました.
 「まあ!」 彼女は叫びました.
 「ジャン!ごらんなさい!」
それで彼らは釘づけになったように立ったまま、
お互い身を寄せ合った.全身黒服だったが父の
葬儀のときの古い喪服をそのまま着用したまま
だった.


——————————《語句》————————————————
            
Gaillon:ガイヨン広場、検索したところ、パリ中心部
   に実在する広場のようです.オペラ・ガルニエ
   の近くです.    
  

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4853番:トニオ・クレーガー(16)

2024-09-26 03:20:23 | 日記


トニオ・クレーガー(16)


————————【16】——————————————

  » Ich  hatte  es  nämlich  nicht  vergessen,
Tonio «,  sagte  Hans  und  blickte  vor sich  
nieder  auf  das Trottoir,  » sondern  ich  dachte
nur,   daß  heute   doch  wohl  nichts  daraus  
werden  könnte,   weil  es  ja  so  naß  und  
windig  ist.    Aber   mir  macht   das   gar  
nichts,  und  ich  finde  es  famos,   daß  du  
trotzdem   auf   mich  gewartet   hast.   Ich  
glaubte   schon,   du   seist   nach   Hause  
gegangen,   und  ärgerte  mich...«
   Alles  in  Tonio  geriet  in  eine  hüpfende
und  jubelnde  Bewegung  bei  diesen  Worten. 
 

————————(訳)———————————————

  「つまりさ、忘れていたわけじゃないんだよ、
トニオ」、ハンスが言いました.そして自分の下
の歩道に目をやって、「きょうはさ、雨模様だし
風も強いから散歩は出来なくなるだろうって思
って.でもそれだけを考えていたんじゃないん
だ.そうじゃなくて、ぼくは君がもうぼくを待
ってくれているなんて全然思ってなかったんだ.
でも待っていてくれたことに気づいて、素晴ら
しいと思ったんだ.ぼくはもう君が家に帰って
しまったと思って腹を立てていたんだ.」
 これらの言葉にトニオの心の中では何から何
まであらゆるものが飛び跳ね、歓声を上げる感
動となった. 


—————————〘語彙〙———————————————

nämlich:(副) [より詳しくいうときの言い換え
    の切り出しで用いる]
 ❶すなわち、つまり、 
 Ich komme später, nämlich nach dem Abendessen.
  あとで、つまり夕食後に伺います.
 [文頭以外の位置に置かれる(理由を述べる)]
 ❷というのは
  Ich komme später, ich habe nämlich noch etwas zu erledigen.
  あとで伺います、というのもこれからまだすることが
 ありますので.
 [付加語形容詞として定冠詞とともに使う用法もある]
 ❸同じ、同一の
 Sie trägt wieder das nämliche Kleid. / 
 彼女はまた同じドレスを着ている.
das Trottoir:(eタイプ) 歩道 
   [フランス語からの外来語.シャンソンのMarie-Trottoirは
    おそらくマリーのあだ名で、歩道のマリー]
blickte:(過去3単) 
   <blicken (自) 目を向ける、見る、見やる
      auf die Uhr blicken / 時計を見る
   in die Zeitung blicken / 新聞をのぞく
   zum Himmel blicken / 空に目をやる
    Mutter, Mutter, wenn ich zum Himmel blicke, da ist Sie.
   おふくろさんよ、おふくろさん、
      空を見上げりゃ空にある. 
     これは私の怪しい独作文なので批判的に見てください.
nieder:ここでは副詞、「下へ」
       das auf und nieder des Lebens / 人生の浮き沈み
       辞書の用例ですが、私が思うに「無常」ですね.
       「無常」を逆引きしたら Vergänglichkeit.
        まさに諸行無常の「行」(なりゆく、変ってしまう)
    がvergäng に込められているような気がします.
        では、「変らない」という表現はどうしましょうか?
    bleiben が思い浮かびます.
    Sie bleibt dieselbe./ 彼女は昔と変らない.  
naß:(新綴りnass)(形)❶濡れた、湿った、❷雨の多い  
windig:(形) ❶風の強い、風通しのよい;
    eine windige Stelle / 風がよく当たる場所
        Heute ist es windig. / きょうは風が強い.
        ❷(話) 信頼できない、いいかげんな、あてにならない
         eine windige Mensch / あてにならない人間
famos: [ファモース](形)(話) すばらしい、すてきな  
trotzdem:(副) それにもかかわらず

geriet:[ゲリート] (過去3単) <geraten (自/s)偶然~に至る
     [in + Akk][予期しない状態に] 陥る、なる
     [状態に] なる、
   Das ist mir nach Wunsch geraten. / 
   それは私の希望通りになった.
hüpfende:(現在分詞) 
   <hüpfen (自/s) ぴょんぴょん跳ねる 
jubelnde:(現在分詞) 
   <jubeln (自/h) 歓声を上げる、歓呼する
die Bewegung:(enタイプ)❶ 動き、動作、身振り、運動
       ❷感動、興奮、動揺
Worten.(複数D) <das Wort 
    das Wort が「単語」という意味の時の複数形は
   die Wörter (変erタイプ)
    das Wort が「言葉」という意味の時の複数形は
   die Worte (Worten は複Dat.)
mich ärgerte:(ぼくは腹を立てた、1単過去)
   <sich ärgern  腹を建てる

 

 

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